2007年 10月 04日
NEW WAVE
そんな訳で、真夏の信州オフに行く時に、興味本位で買った「小野リサ」でボサノバに結構ハマってしまった。小野リサが真性ボサノバかどうかは別として、仕事終わりの夕方に聴くと、なんだか肩の力が抜け妙に癒されるのだ。
その後もベストヒット物を何枚か買ってみたけど、地元のCDショップにはオムニバス盤ばかりで、次に何を買ったら良いか迷った。ここは、やはり「基本を知らなければ」と思いボサノバの歴史的アルバムなんかを漁っている時に、アマゾンから「こんなのどーでしょう?」と紹介されて買った中の1枚がコレ。
ボサノバの巨匠「アントニオ・カルロス・ジョビン」の名作「WAVE」だ。
最初はジャケットのデザインに引かれて買ってしまったけど、思ったよりインストゥルメンタル主体で聴きやすかった。当時としては都会的で新しい音楽だったらしいが、ボサノバとはポルトガル語で「新しい傾向、感覚(Bosa Nova)」と言うから、まさに当時としては「New Wave」だったのかも。
なんて、下手な落ちは止めて(って書いてるじゃん)、実はこのアルバムは、ちょっと厄介だった。
1967年の録音しては今聴いても悪くはない。それどころか同じく80年代に流行った「New Wave」時代のスカスカ音に比べれば、とても暖かみのある音だ。
でも、何時までもCDで聴いていると車内がCDだらけになってしまう(現に今そうだ)。そこで何時も適当に聴いたらナビのMSV(ミュージックサーバー)に入れて車内のCDは順次入れ替えをしている。
そこで、今回も買って1ヶ月ぐらい経ったのでMSVに入れてみた所、こんなメッセージが出てきた。
「ん?何で?」と思い、もう一度入れてみたけれど、結果は同じ。
以前も読み込みにくいCDがあったけれど何度か入れ直している内に読み込んでくれた。裏面を見たけれど特別キズも付いていない。まあCDプレイヤーで音飛びとかの問題も無かったので、それはないと思う。ひょっとして「レンズが汚れている?」と思い、別のCDを入れてたら、あっさりと読み込む。
おかしいな〜(υ´ Д`)?
「ひょっとしたらCCCDか?」と思ったけれど、そのような記載も見あたらず。86年に作成されたMade in USA盤だった。
バッタ物じゃなくて、一応正規のCD盤だ。
ただ古い音楽のせいもあるけれど安かった。確か「1085円」(今は何故か1210円)なので、ショッピングセンターでゲリラ的に売っているワゴン物なのかも知れない。
さて、録音出来ないとなると困ったぞ。
そこで、このCDを新しく焼き直そうと、一度MACのToastで読み込んで新しいCDに焼いてみた。すると今度は「おぉ成功、成功ヽ( ´ー`)ノ 」ちゃーんと読み込んでいる。
だけど、そのCDをもう一度CDデッキの方で聴こうとセットしたら......「名称未設定CD」の表示が(υ´ Д`)。 ああ、そうだった「CD-TEXT」オンにしていたから、タイトルを入力しないまま焼いてしまったようだ。
昔「ボサノバ」なんて、古くさくて抑揚のない、つまんない音楽だと思っていた。
ところが、今聴くと、これが意外に新鮮。昔からハワイアンやボサノバは季節物とされてきたけれど、この季節に聴くと何だか爽やだ。でも昔は全然爽やかでも何でもなかったけれど。
しかし「CTIレーベル」か、懐かしいな〜。
フュージョンの前身であるクロスオーバーと言うジャンルも確立されていない時代(FMレコパルでは16ビートジャズとか書かれていた時代)に、このCTIレーベルのレコードは良く聴いてた。特に最初の頃に買ったデオダートやボブジェームスは、良く聴いたな〜。
と昔の事を思い出しながらも、同時に新しい音楽も聴く。で、先日買ったのが、これ........。
随所でパワープレーされている「FOZZ TONEの平らな世界」だ。
最初メロディや歌詞とPVに引っかかって「お、これは」と思いiTunes StoreでDLしょうと思ったけれど、ジャケットデザインも気になって店頭で買ってみた。
でもって、彼らのblogを読むと「年喰って昔を美化するようになったらおしまいだぜ、と良く思う」と書いてある。
って、事はσ(^.^)はもう、おしまいか。
コンピューターで再生するとその情報を勝手に送っちゃうっていう・・・ソニー傘下の・・・
「CTI」レーベル大変懐かしいです!
アイアート・モレイラ、ジャッキー&ロイ、ヒューバート・ローズ、ボブ・ジェームス、ジョージ・ベンソン、ロン・カーター、 etc。
昔は買いあさっていましたね。
当時の見開きジャケットは見応えがありました。
はじめは問題なくとも、時間がたつとダメになることが・・・まえにらのうさんに紹介してもらったCD-R焼き機かうべきかな(^^;
あんまり無理に読ませると、デッキにご苦労がかかって寿命が短くなるとか・・・
アッ こんな話してると少し元気が(^^)