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NEW WAVE

副題を「ボサノバに目覚めた夏」とでも書いたらカッコイイと思ったけれど「なに言ってやがる、このオヤジ」と思われるのもアレなんで止めておいた(って書いてるじゃん)。

そんな訳で、真夏の信州オフに行く時に、興味本位で買った「小野リサ」でボサノバに結構ハマってしまった。小野リサが真性ボサノバかどうかは別として、仕事終わりの夕方に聴くと、なんだか肩の力が抜け妙に癒されるのだ。

その後もベストヒット物を何枚か買ってみたけど、地元のCDショップにはオムニバス盤ばかりで、次に何を買ったら良いか迷った。ここは、やはり「基本を知らなければ」と思いボサノバの歴史的アルバムなんかを漁っている時に、アマゾンから「こんなのどーでしょう?」と紹介されて買った中の1枚がコレ。
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ボサノバの巨匠「アントニオ・カルロス・ジョビン」の名作「WAVE」だ。

最初はジャケットのデザインに引かれて買ってしまったけど、思ったよりインストゥルメンタル主体で聴きやすかった。当時としては都会的で新しい音楽だったらしいが、ボサノバとはポルトガル語で「新しい傾向、感覚(Bosa Nova)」と言うから、まさに当時としては「New Wave」だったのかも。

なんて、下手な落ちは止めて(って書いてるじゃん)、実はこのアルバムは、ちょっと厄介だった。




1967年の録音しては今聴いても悪くはない。それどころか同じく80年代に流行った「New Wave」時代のスカスカ音に比べれば、とても暖かみのある音だ。

でも、何時までもCDで聴いていると車内がCDだらけになってしまう(現に今そうだ)。そこで何時も適当に聴いたらナビのMSV(ミュージックサーバー)に入れて車内のCDは順次入れ替えをしている。

そこで、今回も買って1ヶ月ぐらい経ったのでMSVに入れてみた所、こんなメッセージが出てきた。
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「ん?何で?」と思い、もう一度入れてみたけれど、結果は同じ。

以前も読み込みにくいCDがあったけれど何度か入れ直している内に読み込んでくれた。裏面を見たけれど特別キズも付いていない。まあCDプレイヤーで音飛びとかの問題も無かったので、それはないと思う。ひょっとして「レンズが汚れている?」と思い、別のCDを入れてたら、あっさりと読み込む。

おかしいな〜(υ´ Д`)?

「ひょっとしたらCCCDか?」と思ったけれど、そのような記載も見あたらず。86年に作成されたMade in USA盤だった。
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バッタ物じゃなくて、一応正規のCD盤だ。

ただ古い音楽のせいもあるけれど安かった。確か「1085円」(今は何故か1210円)なので、ショッピングセンターでゲリラ的に売っているワゴン物なのかも知れない。

さて、録音出来ないとなると困ったぞ。

そこで、このCDを新しく焼き直そうと、一度MACのToastで読み込んで新しいCDに焼いてみた。すると今度は「おぉ成功、成功ヽ( ´ー`)ノ 」ちゃーんと読み込んでいる。

だけど、そのCDをもう一度CDデッキの方で聴こうとセットしたら......「名称未設定CD」の表示が(υ´ Д`)。 ああ、そうだった「CD-TEXT」オンにしていたから、タイトルを入力しないまま焼いてしまったようだ。
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「ボサノバ」なんて、古くさくて抑揚のない、つまんない音楽だと思っていた。

ところが、今聴くと、これが意外に新鮮。昔からハワイアンやボサノバは季節物とされてきたけれど、この季節に聴くと何だか爽やだ。でも昔は全然爽やかでも何でもなかったけれど。

しかし「CTIレーベル」か、懐かしいな〜。

フュージョンの前身であるクロスオーバーと言うジャンルも確立されていない時代(FMレコパルでは16ビートジャズとか書かれていた時代)に、このCTIレーベルのレコードは良く聴いてた。特に最初の頃に買ったデオダートやボブジェームスは、良く聴いたな〜。

と昔の事を思い出しながらも、同時に新しい音楽も聴く。で、先日買ったのが、これ........。
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随所でパワープレーされている「FOZZ TONEの平らな世界」だ。

最初メロディや歌詞とPVに引っかかって「お、これは」と思いiTunes StoreでDLしょうと思ったけれど、ジャケットデザインも気になって店頭で買ってみた。

でもって、彼らのblogを読むと「年喰って昔を美化するようになったらおしまいだぜ、と良く思う」と書いてある。

って、事はσ(^.^)はもう、おしまいか。
Commented by がっちゃん at 2007-10-04 16:13 x
A&Mってなんか仕込んであるっていうCDだっけ?
コンピューターで再生するとその情報を勝手に送っちゃうっていう・・・ソニー傘下の・・・
Commented by カズ at 2007-10-04 18:05 x
 こんばんは、カズです。
「CTI」レーベル大変懐かしいです!
アイアート・モレイラ、ジャッキー&ロイ、ヒューバート・ローズ、ボブ・ジェームス、ジョージ・ベンソン、ロン・カーター、 etc。
昔は買いあさっていましたね。
当時の見開きジャケットは見応えがありました。
Commented by pingo21 at 2007-10-04 18:19
>> がっちゃん
そのホント?

>>カズさん
そうです、ジャケットがどれも良いですよね。
またCDで買いなおそうかな。小さいけど。
Commented by がっちゃん at 2007-10-04 19:28 x
すいません、ちょっと調べました。
ソニーのBMGでした。
A&Mさんごめんなさい。
Commented by がっちゃん at 2007-10-04 19:40 x
自分で焼いたCD-Rはナカミチのデッキで真っ先に読めなくなります。
はじめは問題なくとも、時間がたつとダメになることが・・・まえにらのうさんに紹介してもらったCD-R焼き機かうべきかな(^^;
あんまり無理に読ませると、デッキにご苦労がかかって寿命が短くなるとか・・・

アッ  こんな話してると少し元気が(^^)
Commented by らのう at 2007-10-09 20:36 x
CD-Rドライブが対応しているのであれば、
音楽用CD-Rを使って4倍速で焼いてみる事をオススメします。
(データ用は低速で書き込むと感度が強すぎてダメだそうです)
by pingo21 | 2007-10-04 11:51 | 音楽大好き・楽器 | Trackback | Comments(6)