2007年 02月 19日
いい車と欲しい車の間に 〜 輸入車ショー その2 〜
今や輸入車として最強のブランドとなったBMWだけど、今更黒い3や5シリーズ見ても、排気量別金太郎飴車みたいで面白くとも何とも感じない。
でも最近になって、ようやくあのフロントマスクに慣れて「ちょっとカッコイイかな?」とも思って来ているし、そりゃ車としてはピカイチなのは分かっている。だけど、どうも食指は動かないのは一昔前のメルセデスやトヨタ車と同じ感覚なのかも知れない。
そう思って会場を歩いていたら、その後ろ姿に「おぉー!」と引きずられるように見入ってしまった車があった.....。
そして、窓越しに車内を見て、思わず「あ、いいな〜コレ!」と思ってしまった車。
それは........。
そう、ご存知「650i」だった。TTに続き、クーペに何故か心引かれてしまったのだ。
しかしズルいのは、黒い車体に白系の革シート。それに車内灯を煌々と照らしいる所だ。これって、凄く高級に見えてしまうから、たまらない。いや、実際にお値段を見ると高級車の部類に入るのだけど。
でも「630i」だったら、買えない事も.....いや、買えないな。
BMWの次はルノー車へ。
昨年は出たばかりでカタログしかなかったけれど、約1年遅れで、やっと現車を見る事が出来た「ルーテシア」。前ルーテシアもA160や206の発売と時期を同じくしてとても興味ある車だったけど、今のルーテシアも洗練されシャープなイメージがある。
これは、ちょっとイイかな。でも燃費が少し悪いとか?
ルノー車と言えば最近、やたらと「カングー」を目にする。実際、今ルノー車の中では一番売れているらしい。
向こうでは郵便配送車に使われているぐらい商用車的車だし、車としての性能は平凡。だから日本では売れないと思っていたけど「遊び心優先車」としては、新生パンダより、こっちの方が安心感があるのかも。
そう言う目で見るとプジョーの「1007」も面白い。
実際に、多くの人が足を止めてみていた。だけど、その割にはあまり路上で見かけない(当地では一度だけ)。昨年、発売と同時に展示されたのでシゲシゲと見たけど今年は写真だけ。
結局、試乗はせずだけど、たぶん今乗ると非力で我慢出来なくなるのではないかと。でも、206系がドイツ車寄りなのに比べ、おフランスのセンスとしてはシトロエン並の楽しさはあると思う。
新しいナンバー(ダブルゼロ)車にも期待したいけど、今は「207待ち」なのかな?
この部類だと「グランドプント」も面白い。
昨年、発売と共に見に行っただけど、今回展示されていたのは「デュアロジック車」のもの。見た目はMT車と代わらないが、この展示車は色が悪かったのか足を止めて見る人が少なかった。小型車の場合、色が結構重要なポイントだと思う。
イタリアンレッドなら、それなりに目を引くかと思ったが、その向こうの車に目を奪われたのが原因か?
まあ、見るだけで罰は当たるまい。
「輸入車=高級車=見せ物車」の半面がある以上、こう言う輸入車ショーには欠かせない存在。しかも「お手を触れないでください」の注意書きがあればあるほど、見入ってしまう。
駐車場に止まっていたら、チラ見しか出来ないけど、こんな場所では堂々と写真も撮れる。あ、いや結局デジイチで撮っているのは私一人しかたなかったか (´・∀・`)。
そうそう、肝心のメルセデスブースにも行ってみたけれど、担当者は見あたらず。
ちゃんと受付があり、やたらセールス氏が多いのだが、せっかく用事があったのにな。ま、今度はケアの時に会えるから、その時に頼もうか.....(謎)と期待させてみる。
輸入車ショーから足が遠のいていましたので新鮮です。
6シリーズのコックピット、「二段構えの屋根」いいですねえ〜。
ショールームでは、6シリーズなんてまじまじと見れませんですしね。
ルーテシアの色ブラックですか?少し、高級感のある濃茶にもみえます。パール系の黒だからでしょうか?そうだとしたら、いい色ですね。
これホワイトバランスが悪いのですが、オートにすると、このデシカメは暖色系?にシフトするらしく、全体に黄色かがってしまいます。
蛍光灯に合わせたり青系にシフトする事も出来るし後からPhotoShopでも可能なのですが、そうすると何か寒々として血色が悪く映るのであえて、そのままにしました。でも、ちょっと引張りすぎですね。
それでルーテシアの色がおかしいのだと思いますが、実際は黒色です。
ルーテシアの売りである多色でありながら、あえて黒を持ってきたのか分かりませんが、これはこれで引き締まって良かったです。