>

貧乏サラリーマンが投資で儲けて車を買う 〜 その2 インド 〜

........(タイトル)な〜んて事が出来たらどれだけ嬉しいか。

と書いたのが、10月の下旬の頃だったと思う。あれから僅か2ヶ月弱しか経ってはいないのだが、実はタイトルの「車を買う」には及ばないものの「車を買い換える」程度には何とか近づいてきた様な気もするのだ。

ただ以前も書いたように、株式(現物)オンリーはリスクが高い。なんて書くと「何、気弱な事言ってんだよ、今だから日本株でボロ儲けじゃん!」なんて、投資の先輩から怒られそうだ。だけど、先週もあった「ジェイコム・ショック」みたいに、下手をすれば大損だし、上手くいけば大儲けも出来るハイリスクな世界だと言う事はキモに免じておかなければならない。

って事で、前回の続きからお話しすると、それまで上手く行っていた「株式ファンドを増やしてみょう」と思ったのだ(やっぱ気が小さいな)。ただ日本株中心のファンドに偏りすぎるとダメなので、ここは分散の分散って事で、10/24日の日記の最後に書いたように「インド」を買ってみる事にした。

インドにしょうかと思ったのは、前回登場した銀行のお姉さんに「何か良いのない?」と聞いたら「インドは今、急成長ですよ」と教えたくれたからだった。

ただインド経済の急成長は何となく分かっていた。

随分前の話(1980年代)だが、今は亡き「ソード・コンピューター(後に東芝に吸収)のPIPS(表計算ソフト)」のオリジナルプログラムを書いたのはインドの人だった(何故か本人に会った事がある)。

当時はインドがIT先進国になるなんて思ってもいなかったが、後に(90年代後半)に、ネットで知り合いになったSEのお姉さんが、同僚にインド人が沢山いて何時も悪口とか文化の違いを書いていたので、IT関連にインド人が沢山いるんだ、との認識は持っていた。その後、ITバブルでインドの知名度も上がり、今年の春当たりから始まった日本株同様の動きがインドにも見えていたのだった。

確か夏頃だったか、朝日新聞の日曜日覧にも「インド株ファンド大人気」とか書かれていた。だけど新聞に記事として載ると言う事は中国同様「既に旬が過ぎているのでは?」と疑ってもいた。

事実、この頃(10月)のインド株価のトレンドは、アメリカの決算期とも重なり調整に転じていた。だから素人目には「もう終わりか?」とも思っていたのだ。

しかし「BRICs(ブラジル・ロシア・インド・中国)」の中では、これから成長を見込める所としては、一番常識的な所でもあったし「下がっている時こそ買いだ!」との鉄則通り「よし、インドだ!」「新生銀行」からインド株ファンド買ってみた。
貧乏サラリーマンが投資で儲けて車を買う 〜 その2 インド 〜_c0021694_1205641.jpg
〜 インドはムンバイの証券取引所 BSE Sensex指数 〜

地元の地銀ではなく新生銀行で買ったのは、丁度新生銀行が「手数料の割引キャンペーン」をしていたからだった(今もしている)。ファンドが一番嫌われる理由として、この手数料の高さがあるが、買いの3%と言うのは定期貯金や国債の金利、いや現物売買の手数料に比べれても、べらぼうに高い。しかも、いきなりマイナスからのスタートだから気分的には良くない。

もし買った後下がれば、余計に損失が増えていくのだ。で、買った次の日の基準価格を見ると...........?




.......「下がっていた(υ´ Д`)」

6月に買った時は手数料分下がっている事も知らずに、いきなり損したと思っていたから、毎日基準価格のチェックはした事がなかった。だが、今度は何故か(儲かっているに違いない)と思い込んでいたので、翌日から下がっているのを目にしたら、やはりユウツである。

100円でも安くネットで買い物をしている事を考えれば、その何十倍、いや何百倍もの損失が僅か1日でやって来ると「やっぱり大人しく国債でも買ってりゃ良かった(*´o`)ハァ〜」って気にもなるのだ。

そこで、損を見ているのも辛くなり、翌日には「日経225」のインデックスファンドをインドと同額で買ってしまったのだ。これは買えば買うほど手数料が割引されるのもあった。ただ、この時は日本株の方が、ちょっとだけ上向いていたから、プラスマイナス0にしたかったのだ。しかもインデックスファンドだから「日本株が平均的に上がれば、当然上がる」という、今の地合ならリスクは小さいと思った。

そして、その読みは当たったヽ( ´ー`)ノ

まあ、利益は大した事はないが(11月始めの時点)、インドと合わせると手数料引いてもプラスになった。それで気をよくした私は「やっぱり日本株」とばかりに、6月に始めたファンドの中で、一番良い成績だった「日本成長株ファンド」に3倍の投資をしてみた。

ただ、この時点で既に基準価格も上がっており、再投資した額の割合には口数が少なく、期待するほどのリターンは無かった。だが日本株の成長と共に、買った時点でプラスになり、そのまま上がり続けたのは言うまでもない。しかも、一度下がったインドが再び復活。当初の手数料分のマイナスも穴埋めし、利益を出し始めたのだ。

「な〜んだ簡単じゃん(´ー`)y-~~」←(と、ビギナーズラックとも知らずに)。

昨日の時点では手数料分引いても全てに利益が出ており、6月に買ったファンドは「僅か半年で35〜40%の含み益を得ている」事になる。あの時、国債じゃなくてファンドを勧めてくれた窓口のお姉さんに感謝だが、投資の全てが株式ファンドではない。他に外国債とか外貨とかもバランス良くやる必要もあるが、リターンを考えれば今は日本株って事になる。

しかし投資額によってはリスクも大きくなる。先週のジェイコム時には、日経平均が大きく下がって、ファンドの利益の1割近くは下がった(でも、その後爆上げしたけど)。

まあ、今のトレンドなら誰が何を買っても失敗する方が少ないだろう(と偉そうに言ってみる)。そして「この調子なら現物(株)も楽勝じゃない?」 と思って、とうとう日本株、そのものの売買を再開したのだ。

それは1ヶ月前の事だった............つづく。


PS:車とは関係ない話しでスミマセンm(_ _)m でも、サラリーマンにとってはネタ的には面白いのではないかと。既に、やってる方(orプロの方)は戯言(たわごと)だとお聞き流し下さい。また、今度のボーナスで始めようかな?と言う人は、A200T同様、人柱だと思って(^◇^;).....お付き合い下さい。
Commented by tatra at 2005-12-13 12:43 x
私は某外国銀行で外貨預金をやってます。今はユーロとNZドルです。
ユーロ預金はもともとドイツマルクの預金がスライドしたものです。
このところの円安傾向で何とか利回りは出ています。
金額にして十万ちょいですが・・・
Commented by ももかも at 2005-12-13 12:51 x
うちの会社はこの10月から401Kになっちゃたので、いろいろ見ています。とはいえ、まだまだわかりません。。。
Commented by えりちち at 2005-12-13 18:58 x
日本マクドナルドが上場した時に購入して
結局は涙した経験がありますσ(T_T)

株主優待でいつかはトントンに・・・と思ってましたが
A168購入時に、予定外の売却。

思ってたよりかスッキリ感を覚えたのは、Aの魔力と
信じてます(^^;;;
by pingo21 | 2005-12-13 12:04 | MONEY | Trackback | Comments(3)