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Mastdon10日目

「mastdon」を使い始めて今日で10日目。

最初にアスキーの記事を読んだ時はTwitterに対抗する何か新しいものの一つが出てきただけ、と気にも止めなかった。ところが爆発的に注目を集めると、新しもの好きとしては試してみたくなる。とりあえずアカウントだけ取ろうと「mstdn.jp」にユーザー登録しょうとしたら「現在新規登録は受け付けてません」と...。

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それが先々週の金曜日か土曜日だったかな。サーバー移転中だった様子で、一度リセットされ、やっと参加で出来たのはC3を見に行った日曜日。そこでタイムラインを覗いてみたら、そこは情報の滝のように凄まじい早さで流れていたのだ。




一つ書き込めばブースト、フォローの嵐で既に始まってる何かに圧倒されっぱなし。入った後で気がついたが、うかつにも通常使っているメルアドで登録してしまった。今現在アカウントの削除できないらしいが、これ今後その機能が実装されるのを待とう。

しかし一つ書き込んでみると、アッという間に数人からフォローされる。恐らくbotでも入っているのだろうが、これが逆にウザい。分散型のSNSなんだから、もっと閉鎖的かと思ったら今のツィツターよりタチが悪いのだ。

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一応、名前を知っているお友達をフォローし、フォローされて行くと段々形となって来て「ああこう言うものか」とmastodonというものが、おぼろげに分かってきた。しかし最初に超メジャーなインスタンスに登録してしまったので、これではツイッターと変わらない。興味のないトゥート(書き込み)を見ても面白くはなかった。ただ、その後にTwitterやFaceBookに戻ると、そこは時間が止まったかのような世界に思えたので、この祭りの勢いを感じることは出来た。

そして先週の水曜日。mstdon.jpは面白くないと思い、今度は別垢で同類の集まるクローズドなインスタンスに参加してみたら、これが実に面白い。パソコン通信時代の◯◯部屋みたいで、アットホームな雰囲気で濃い話がリアルタイムで出来る。それは昔の染谷さんの掲示板の様だった。しかもPodcastの生放送にもリンクして、久しぶりに電脳的インタラクティブな世界を堪能したのだった。

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みんなが飛びついたのは、パソコン通信やツイッターの黎明期を経験してきたからで、何か新しいものの誕生に遭遇し目撃者にも成り得たからかも知れない。今後、これがどうなるかは無知数だが、その定まっていない未来こそが昔のドキドキ感を思い起こさせているのかと思った。実際iTmediaで紹介された『ぬるかるさんの記事』を読むと実に面白いストーリーがある。

まあ、何が面白いんだと言われればそれまで。それは昔ツイッターを始めた頃も同じことを言われた。新しいアプリや機能が次々と開発され今後これがどう化けるのか廃れていくのかは未知数だが、今ではTwitterやFaceBook、Lineと同等に誰かと繫がる一つのツールとして使っている。いや一番見ているので他を見る暇がない。

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本当は自分でサクラ辺りにVPS借りて小規模なインスタンスを立ち上げれば面白そうだが、開設は簡単でも維持管理のほうが難しいと聞いて躊躇(元々スキルもないし)。しかし冷静に考えてみると始まりはこれからだ。

試しに、同僚のお姉さんに「マストドンって知っている?」と聞いたら、何それ新しいキャラクター? 食べ物? と答えが帰ってきた。今の所キャズムは越えられず、中身はIT老人会と2Dオタクしか居ないキモズムの世界の話だと悟った10日目。



by pingo21 | 2017-04-25 12:09 | MAC・PC・ネット系 | Trackback | Comments(0)