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ひらPミニを買うの巻

Macbookの液晶を壊してしまった後、どうしてそうなったのか検証してみたら原因はどうもバックにありそうな気がして来た。

今使っている通勤カバンはロープロ パスポートスリングで既に4年近くになる。

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通勤カバンと言うよりはガチな「カメラバック」だが車での通勤にはこれで十分。いや通勤のみならず自転車以外なら普段使いにも常用しているものだ。

中身はカメラ✕2台とMacBookとiPhoneとサイフさえ入れば事足りるので、カメラバックでも不自由はなかったのだが.....。



ところが、このカバンには欠点がある。

インナーケースの両サイドがマジックテープで固定されている為にA4サイズの書類が入る隙間がない。そこでMacBookはマジックテープの間に100均で買ったソフトケースを挟み込み、その中に滑りこませていたのだ。なので、A4サイズの用紙なんかを入れるには必然的にパソコンに挟んで、が多かった。今回も、その乗りで挟んだらジッパーの角で液晶を割ってしまったと言うワケ。後から冷静に考えれば分かりそうな事だが、事故とはそういうものだ。

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仕事の書類を持ち帰る事は稀なので、その必要性は感じていなかったがカタログとか封筒とかの入れるにも苦労していた事を思い出し、これらを解消すべく新しいカバンを買う事に決めた。それがタイトルの、ひらPこと「ひらくPCバックmini」だが、有名すぎて紹介するのも恥ずかしいぐらい。もう業界標準バックと言っても過言ではないが色々検討した結果、やっぱりこれに落ち着いた。

「ひらP」と言えば以前から知っていたが、それは機能重視の横長のカバンで、ちょっとビジネスライクに見え魅力を感じなかった。それが今年の2月になって縦型のminiが新しく加わり、それを見た頃から次はコレかな~とは思っていた。

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ところが、ガジェット好きには大評判のバックだから初回は瞬殺。以後も入荷待ちが続いていたので、すぐに買える頃まで待っていたのだ。今回も6/10出荷予定だったので、6月に入ってから注文すれば良いかと思っていたが、これも予約完売になりそうなのでポチッたら翌日には発送メールが届いた。

「あれ? 6/10発送じゃなかったのか?」と思ってもう一度確認したが、やはり6/10のままだ。まあ、早く届く分には構わないが、これならもう少し早く買えばよかった。

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で、いきなりの到着です。

色は薄いオリーブグレーと迷ったが、仕事がらみでも持っていけるように「ブラウン」にした。一応、ネットで色合いを確認したが想像通りの色合い質感で、これなら仕事でもカジュアルにも使えるかと思う。もっとも、これに先駆けて限定のレザー仕様が販売されたが、価格が約2倍となり躊躇していたら即販売完了になってしまった。やっぱり人気あるんだな。

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では早速、開けてみよう。

そうそう、これ中身が空っぽなのに既に自立している。元々「ペン立てのようなカバン」なので、机の上に置いても倒れない。

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ジッパーの滑りもよく、ありがちな「パソコン鞄」の安っぽさはない。

内側はファスナー付きのメッシュポケットになっており、一段ずつパカッと開けるので全開にしなくても下のものは取り出せるようになっている。

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間仕切りは2つ。マジックテープで自在だ。

両側にはポケットがあり、ペン類や充電器が入れられる。

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問題はカメラ2台(QとGM5)が入るかだが、これがピッタリ。

いやカバーをしたままだとピッタリ過ぎてタイトになる。常時カバンに入れておくなら、カバーも要らないかと思うとジャストサイズ。当然のことながらiPadも入るし、その後ろにはMacBook12も入るスペースがある。但し15インチは無理でMacBookだと13インチぐらいまで。

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表にはパンチングポケットがあり、スマホを入れて置けるし内側からバッテリィの充電コードだけを通せる穴もある。この辺りはガシェット好きを想定して良く考えられた所だ。

ただ思ったよりタイトだったので、それ以外だとイヤホンぐらいか。チケットやレシート等、ちょっとの間だけ入れて置ける袋が外側にもう一つぐらいあっても良いかと思うが、デザイン的にはちょっと無理か。あと三脚とかを固定するバンド類も無い。まあ、カメラは入るがカメラバックでは無い事は確か。

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基本、斜めがけがピタットする。

それも、この肩掛けの付け根の角度が絶妙だからなんだと思う。大抵のバックは中身を膨らますと歩く度にボヨンボヨンして来るし自転車なんて乗りにくくなるが、これは気にならなかった。

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それと、この肩紐の幅と材質が丁度いい。よくある硬めのものではなく柔らかい肌触りで意外だった。これに専用の肩当てパッドがあれば良いと思う。

ひとつ残念だったのは思ったよりも物が入らない事。それでも先の条件は十分に満たすし、カメラ・パソコン・iPadが入れば十分なのだが、カメラ2台となると幅広な小物ポーチ類の置き場所が少なくて、その上に置くことになる。また前後の幅が限られるので、出し入れを頻回にするカメラは仕舞うときにも奥深くねじ込むような感覚になる。

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しかも、これだけ入れてしまうと当然重くなるなる。昨日一日、これを下げてディーラー巡りや買い物に使ったけれど、やはりカメラ2台は重く感じた。見た目は小さいバックなのに「こんなに入ります=どんどん重くなります」なので限度はある。

ただ、これ以上入るオリジナルの横長・ひらPを普通に使っている人も多いので、こんな重さに耐えられない方がダメなんだろうか。

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結局、普段は必要最低限に留めると、車移動の通勤カバンとしては一番良いように思う。

いわゆるパソコン鞄なら5K程度でもあるが、その約4倍の価格には躊躇したが使ってみると値段相応の価値がある事が分かった。やっぱり良い物は良いんだなと思う反面、カメラ1台とサイフに携帯だけの小さなバックも欲しくなってしまった。物欲の連鎖はまだまだ続くきそう。




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by pingo21 | 2016-06-06 12:17 | MAC・PC・ネット系 | Trackback | Comments(0)