2015年 10月 16日
うどん県の蕎麦屋 9店目
リピートしている店も含めると意外と蕎麦も食べているなと思う。もっと沢山の店が存在するが、普通の蕎麦屋では面白く無いと思っていたら、新しく行ってみたいと思う店が見つからない。そこで、昨日のディーラーからの帰り道、以前から気になっていた蕎麦屋へ寄ってみた。
自伝車で走っている時に見つけた店だが、幹線道路から少し外れているので盲点。店構えは蕎麦屋というより喫茶店風で、比較的新しい方の店だと思うし交通量も少ないので入りやすく出やすい。
つまり、普通の蕎麦屋だと思うのだが....。
入り口には「新そば」の張り紙が出ている。
それも期待しての蕎麦だった。ドアを開けると思った通り喫茶店のような作りで全部テープル席。しかもBGMは正統派ジャズと言う、これぞ「お洒落そば屋」の王道だった。
メニューは沢山あって選びきれず。迷ったあげく土日限定のランチのセットにした。蕎麦の量は何時もどおり「大」を注文。すると100円アップで二八蕎麦から十割蕎麦にアップグレード出来るというので、それを頼んでしまった(まんまとハマったかな)。
先に出された蕎麦茶と蕎麦のかりんとうが旨い。
先客は二組だけ。お昼時には、まだ時間があったので、こんなものだろう。こちらは朝何も食べずに来たのでブランチだが、既に男性一人が食べ終わって帰る所だった。
店内には、やたら綺麗な風景や花々の写真が飾られている。もうマクロレンズの作例みたいな写真ばかりだが、これは店主の趣味かな。
少し待って、蕎麦の登場。
肝心の蕎麦は大にして、これ。多いようで広く薄く敷き詰められている。やはり蕎麦は大にして丁度いい量だと思うし小なら心残りだろう。
ただ、他に御赤飯も付くので結構ボリュームはありそうだ。ズルズルといただく蕎麦は、まあ美味しいか。素人なんで二十八と十割の違いも分からず。ついでに新そばか旧そばかまの区別がつく訳でもないが、普通に美味しいので、これでヨシ。
テンブラも美味しかったし、赤飯を食べ終わるとお腹いっぱいになってしまった。
これで「1720円」となると妥当だと思うが、うどんの代わりに、ちょっと蕎麦を食べに来ただけならば少々お高い。
いや、蕎麦は完全に贅沢品だ。シメにコーヒーでも出てくれば...と思ったら何故かそれはなし。
店の名前は「樹ノー」と書いてジュノーと読むらしい。どーもジュノーと聞いてローランドのJUNOを思い出した。家へ帰った後に気がついたが、道路を挟んだ所に同じ店名のカフェがあった。どーも同じ経営者らしいが、どっちが本業なのか。
こんなオシャレな蕎麦屋は「Yelp」にでも紹介したいが、ぐるなびや食べログなんかと比べて地方の情報はカスカスなので、止めておいた。ま、Yelpもまた某Podcastの影響から登録したばかりなのだが......誰か地元でオフ会しないかな。