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釜バター

日曜日は朝から小雨。

日中は回復しそうだったが午前中から予定があったので昨年も行ったイタリア日和にも行けず。となると、こんな日の朝食は「バカ一(イチ)」に行くのがいいか....。

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何時も行く自転車屋の目と鼻の先にある、うどん屋。なので店の前は頻回に通るが、実は一度も入った事がなかった。家からだと自転車でポタるにも近すぎるので敬遠していたが、先日ここの「釜バターうどん」の話題が出たのを思い出しやって来た。





ここが有名なのは、うどんの美味さは勿論の事、開店時間の早さにあると思う。

年中無休で朝6時から開いているので、うどんツアーの最初はここからという県外客も多い。だからなのか何時も客が多いのと店の前の路駐を見ていたので、車では来たくなかったのだ。

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ところが、店の周りには何箇所か駐車場がある事が分かり、一番止めやすそうな所に止めた。ちょっと小雨の降る中、そこから歩いて店まで。

着いたのが朝の8時。流石に店外行列はないが相変わらず客の出入りが頻繁だ。

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とりあえず店に入ってみると、やはり店内行列が出来ていた。

と言っても、そんなに待つ事もなくテーブル席も幾つか空いている。

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セルフ店なので、お盆を持ってメニューを確認。

「釜バター発祥の地?」と書かれているように、これが一番有名。でも、他を頼んでいる人も結構いる。

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サイドメニューも豊富だが、朝一という事もあり、あまり小腹も空かず。

確か「メンチカツ」が美味しいとか聞いていけれど、迷った末に何も取らなかった。

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結局「釜バターの小」を注文すると「少しお待ちください」と。

そのまま玉子と醤油瓶を渡されるので先に会計を済ませ素直にテーブルで待つ(ここの会計のお姉さんの対応が良い)。少々末事になるが釜バターと言っても基本は「釜玉うどん」だから、茹で上がりの熱々が一番良いのだ。

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5分も経たない内に、呼ばれて取りに行く。

釜バターとは、茹でたてのうどんに「バターとブラックペッパー」を乗っけたもの。そこに生卵という異色のコラボレーションだが、うどん県では案外知られている。

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それらを熱々の内にスクランブルする。つまり釜玉と同じ。

え?と思うが、カルボナーラと言えば合っているか。写真もそこそこに早速ズルズルと頂く.....。

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.....が?

ちょっとバター風味が強し。これはこれで合っている気もするが、どうも舌は普通のうどんの味を待ち構えていたせいか「これは美味い」までは届かず。実は以前他店にあった釜バターを試してみた事があったが、あの時の印象と変わらなかったのだ。元祖という事で多少の期待はあったのだが、ちょっと残念。でも好きな人は好きらしい。これは嗜好の問題か。

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ただ、うどんは美味しいと思う。特に、ぶっかけはエッジも効いて(←これが書きたかったw)最高ではないかと。今度は変化球は止めにして正統派のうどんで、リベンジしなければ。
by pingo21 | 2015-04-21 12:24 | 食べる・飲む | Trackback | Comments(0)