2015年 03月 16日
A250Sの不具合まとめ その2
それ「不具合とは言えないのではないか」と言われるほどだが、これでも歴代のAクラスに比べA250Sの初期不良は少ない方だし大した事はなかった。ただ、これが出るまでは...。
このblogの検索ワードランキングに何時も上位にあるのが「エンジンマーク点灯」だ。
原因は様々だろうと思うが、うちのAの場合「まさかそんな所に」が正直な所。しかも最初に点灯したのが、ビルシュタイン交換直後だったから「何かされたのでは?」と疑ってしまったのだ。
それがエンジンを切ると消灯した為、何時ものセンサーミスかと思っていた。しかし、それでも点灯は続きDIYのスロコンが原因かと思い外してみたりディーラーへ出入りしてリセットしたり色々やっても原因は分からず。最終的に他のAと同様の事例から解決したが、原因判明まで3ヶ月以上も要してしまった。
以後は、全く快調なだけに以前経験したA160のリングギア摩耗とかA200Tのラメラールーフの隙間とか、未だにメルセデスの組み付け精度を疑ってしまった件でもある。
最初の冬で経験したのが「タイヤからの異音」だった。
早朝出発時にハンドルを切って出ると「ドドドッ」とタイヤが何かに引っかかった様な振動と音が鳴る。今年の冬も同様で純正タイヤで起こる事に納得は行かないが、タイヤの賞味期限の短さもあって早々に交換するのが得策かと思う。
「金属モールの(まだら状の)汚れ」も1年足らずで出てきた。普通に磨けば取れるかと思って色々やったものの、最終的には「専用クリーナー」で磨く事で解決した。しかし時間の経過と共に再び同じように汚れてしまうし、ちょっとお高いのが痛い。
環境の違いもあると思うが、欧州車にはありがちな事なので、改めて輸入車の弱さを知る事になる。
「バックカメラに着く水滴」も専用コーティング剤を塗ることで解決した.....かと思ったが、これが長続きしない。せいぜい2、3ヶ月か?
しかも雨が降らないと事前に効果が薄くなった事が確認できないからタチが悪い。で、その雨の日にシュッと一吹きするが、次の雨の日には効果が薄れている。先週だったかスーパーで駐車しょうとしたら枠線がよく分からず苦労した。今更ながら収納式のCLAなんかが羨ましいが、次のフェイスリフトでも、そのままかな。
最後は「夏場フロントガラスが曇」る件。
既に最初の夏から経験済みだったが、これは仕様かと諦めていた。日本は亜熱帯地方になりつつあるようで、ディーラーにて設定変更をお願いすれば解決するらしい(但し日曜日はダメとか)。次の点検時にはやってもらう予定。
で、その次は....と考えたが、以後は全く何も起こらず。
これぐらいで初期不良は全て出尽くした感もある。中には仕様だから仕方ないのもあるので、本当の不具合は「リアワイパー、オーディオ、エンジンチェックランプの件」ぐらいか。輸入車では新車から最初の3年で色々不具合が出てくるのは当たり前だったので、これでも少ない方だと感じてしまうのが情けない。経験上、以後は段々と減って5年を経過すると今度は部品の耐久性に関係する不具合が出てくる。間が悪いと5年以内で出てくる事もあるので、安心のため一応「保証プラス」には入っている。
「最近の輸入車は故障しなくなった」とは既に10年、いや20年前から言われていた事だ。それでも国産車に比べれば実に多い。それでもW176になってからは「故障しなくなった方だ」との印象が強い。特に現在まで一度もリコールがないのが不思議。ただ、それだけネタ的には美味しくない。