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角煮を食すの巻

今週は少々ネタ詰まり。Aの新たなフェイスリフトの話とかBond Styleの8インチモニター交換が正式発売になったとか色々あるけれど、今日も「自転車+うどん」の話なのだ。

2月11日は祝日。一年で一番寒い時期だが、何故か天気予報は当たらず快晴。平日の祝日(ややこしいな)という事は、日曜日が休みの店に行ける数少ないチャンス日でもある。そこで、前々からマークしていた「角煮うどん」のある店まで行ってみる事に....。

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以前、全国ネットのグルメ番組でも紹介されたらしく地元でも隠れた人気店。ただ日曜日が休みで縁遠いかったし、目的の角煮うどんは「1日限定10食」祝日・土曜日は15食。なので行列覚悟の朝一番で行かないと食べられない可能性大。遅くとも午前中には売り切れるらしく、ここは開店時間の10分前を目指して走ろうと考えた。



しかし家からは約15キロ弱。

これなら余裕だと思い、住宅街の裏道をのんびり走っていたら予定時間をオーバーしそうになった。しかも道に迷った。もし間に合わなかったら次の祝日まで待たないとイケナイと思い、ここからは幹線道路をすっ飛ばす。

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....すると20分前に到着。

何だ案外近かった。最後の入り口で迷ってしまったが、無事に看板を発見。

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まだ誰も居ないかと思ったら既に車が2台止まっていた。

恐らく同じ「朝一の角煮狙いの客」だ。とりあえず店の前に自転車を置き適当に写真を撮っていると、それを察知したのか先客が店の前に並び始めた。

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店の前と言っても、ここはテラス席になっており、その奥が本当の入口となる。

開店までまだ10分以上あり暖簾も出ていないが、前には5人後ろも含めると既に10数人が並び始めていた。やはり激戦区か。でもこの順番では角煮うどんは食べられそう。しかし限定メニューにしっぽくの文字を発見。しかも「しっぽく肉うどん」という変化球まで揃えている。一瞬迷ったが、ここは初心貫徹。

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10時少し前に店は開いたが、最初は注文のみのプレオーダーとなった。

グループごとに番号が発行され、注文が入る。とりあえず3番目の「角煮うどんの小」が通った。しかし全員が全員角煮うどん狙いではなく、普通のかけとか、肉うどんの注文も入る。そんなに慌てて来なくても良かったかと思ったが、やはり角煮の注文は多い。

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少し待って番号で呼ばれ、取りに行く。お金はその時で、おでん類はその時取れば良い。基本セルフの店だ。

おぉ、これが「角煮うどん」か。ゆでたまごが2つ乗っているので上から見ると「オバQ」のような顔になる。一時は幻のうどんと呼ばれたが単に一日で作られる角煮の数に限りがあるだけ。でも珍しい上に、これで「340円」は安い! 小でも結構ボリュームあり。

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早速、角煮から頂くと、もうトロトロに柔らかく味が染み込んでいる。

侮れないのは、うどんもしっかり腰とモチモチ感がある。これは角煮抜きで普通の肉うどんでも美味しいだろう。たぶん、角煮を注文するのは「マスコミに乗せられた新参者(→お前だよ)」で、常連さんは、それ以外かも。次は是非、と思ったが日曜日が休みだとなかなか来られない。春秋の行楽シーズンは県外客が多いだろうし夏休みシーズンも難しい。となると、今の季節は少ない方なのかも。

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すっかり満足したが、天気が良くて寒くない。このまま「ワークプラザの牛スジカレーうどん」(水曜日のみ1時間半だけの営業)へのハシゴをしたかったが、お腹いっぱいで断念。

しかし、このまま帰るのも物足りない。時々風が吹くのが辛いが今日は何だか坂が登れそうな気がして、そのまま仏坂峠経由にて塩江の方向へ.....途中、この世とあの世の境目みたいに鳥居に出くわす。

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勾配もキツイが何か出そうな雰囲気の木々をくぐり抜け、そのまま頂上にある神社にお参りして向こう側へ降りた。

なかなか面白い峠道だ、また行こう。この日走った距離は「52.53 km」と少なかったが、10%台の坂道を登った為か結構疲れた。でも気持ちのいい疲れで、帰りに何時もの自販機でコーヒーを飲み干す。

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誰か言っていたけれど、この時期の自転車はウィンタースポーツと同じ。山から下って街を快走し信号でキュッと止まると、街がゲレンデみたいだと。

ナルホド、その気持分かる分かる、と久しぶりに楽しい自転車を満喫した一日でした。
by pingo21 | 2015-02-13 12:20 | RNC7(ANCHOR) | Trackback | Comments(0)