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やっぱり小さいのが好き 〜 何を今更U40 〜

突然だけど「デジカメを買った」

いや、自分的には突然でも何でもなく、今年の1月にペンタックスの「*ist Ds」を買って以来、手軽に撮れるデジカメが、もう一台欲しいと「ずーっと」思っていたのだ。

ご存じのように過去6年間の日記の写真は、一番最初の「カシオのQV-10」から始まり「初代IXY-Digital」へ、そして、ここ何年かは「ソニーのU10」を使っていた。

記録を主要目的にすれば「U10」はとても良いデジカメだったと思う。コンデジ(コンパクトデジカメ)も、より小さく薄く高機能になっては行ったが、使いやすさの観点から「U10」は今でも引けを取らない。持ち易さを考えるなら薄さより、この大きなネタの乗った「にぎり寿司サイズ」が丁度良いのだ。

だが、U10は携帯でさえ200万画素の時代に、100万画素という「ぷっ!」と笑ってしまうスペックだった。ただソニー独特の色乗りの悪い絵ではあるもののPhotoShopで加工すれば、それなりの絵にはなる(現に、このblogで何枚も使ってるし)。そして、ちょっと広角なレンズは「サッと出してパシャ」と盗る、いや撮るにはディーラーのショールームでは随分と重宝した。

ところが、そのU10も酷使し過ぎたせいか最近になってレンズカバーの開きが悪くなって、スイッチも堅くなってしまった。よく見れば本体はキズだらけ(何回落とした事か(^^;)、レンズカバーは少し凹んでいるし、ひょっとして筐体が曲がった?。それでも使える事は使えるものの、Blogに移行してから写真のサイズを大きくしたので、大きめに撮って必要な部分だけトリミングしょうにも100万画素では限界が出てきた。

そこで、いよいよ新しいデジカメを買う事を決心したのだ。それが今年の春だった.........。

だが、発売されたデジカメを一つ一つ吟味してみたもの「これだ!」という物には出会えなかった。候補は色々あったけど、起動時間が遅かったり、薄いけど大きかったり、フォーカスが今一だったり、電池の持ちが悪かったり、アユがCMしていたり(関係ないか)と、色々。まあ実際使ってみないと分からないけど、買ったら最後何年か付き合わないとイケナイのでコンデジ選びは余計に慎重になってしまった。

で、ある日「やっぱりこれか?」と思うデジカメに出会った。それは......
やっぱり小さいのが好き 〜 何を今更U40 〜_c0021694_11564531.jpg

同じくソニーの「U40」だった。「やっぱり小さいのが好き」なのである...............。



思わず「え?」だろうと思う。U40はU10の後継機の後継機の続きでありUシリーズで事実上の最終版である(U50、60は亜型)。その後は現行の「L1」に引き継がれるが、そこまで進んだ小ささが一変してデカくなってしまった(S40なんて論外)。

流行の光学3倍ズームとか(使える)動画とか、それなりに進化はしたものの、最近の薄型・大型液晶の流れとは別の物になってしまった事もあり、発売前は買う気満々だったのに現物を見て一挙に冷めてしまった。

やっぱり「ソニーは小さいからソニー」であって、大きくなったソニーは何の魅力もなかった。そう言う観点から言えば「T7」は充分魅力的だった。だが、コンデジが動画にも主軸を移した時から大型液晶は物理的に逃れられない事となり、薄いけど大きいのは仕方のい事となった。

で、「U40」である。今更である。だって画素数は携帯並の200万画素しかない。「しかし小さい」流行の薄くて大型画面は一見良さそうだが片手で持ちにくい、その点U40は人差し指と中指の2本で隠れてしまうぐらいな大きさだし、程良い厚さは「親指シャッター」も可能なのだ。

もちろん液晶は小さいが「*ist Ds」の液晶さえ実際にパソコンのディスプレィで確認しないと細部のチェックは難しい。そして一番の理由として「パンフォーカスで写せる」事である。これだとファインダーやモニター液晶を見ずに適当にシャッターを切っても大体綺麗に撮れる。世の中手ぶれ防止機能やISOの高感度で何とかピンボケを阻止しょうとしているが、それも関係無い。適当に撮って後からトリミングすればblogの写真としては充分使える写真は撮れるのだ。

ただ誤解してはイケナイ。「U40」の使用目的は限られている「究極のセカンドコンデジ」に変わりはない。何か一台となると、これはもう過去の産物以外なにものでもないのだ。

って事で写真としては「*ist Ds」、記録としては「U40」にする事に(脳内)決定。だが困った事にU40は既に「販売終了」の商品だった(υ´ Д`)

昨年の秋頃には店頭で見かけていたが今は何処にも見かけない。で、そんな時は「ヤオク」に限る。そう思ったのは既に3ヶ月前の話。以後、なるべく安く新品を入手しょうとしたけど、まだまだ人気と需要がある商品。

昨年末には1万円を切る特価品として出ていたぐらいなのに、オークションでは15Kでも落とされていた。気分的には12kぐらいで落としたかったが新品・保証付きとなると、なかなか落とせなかった。

で、先週になって、やっと13.5kとちょっと高かったが希望の物を入手する事が出来た(゚∀゚)/ と言うより、もういい加減手に入れないとU10の動きが益々やばくなって来たのだ。

んで、早速送られてきた箱を開け(保証書は何故かビックカメラ柏店)U40を手にしてみた。
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〜 今時2.0M Pixeslsの文字が痛いが(^^;) 〜

持つと小さいと思っていたU10に比べも一回り小さく軽い。あの「Premini II」よりも小さいのだ。色はシルバーにしてみたが、作りはオモチャみたいな事もなく、ちょっと高級感もある(黒も良かったかな?)。
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〜 後ろのU10と比べ長さはほぼ同じでより薄い 〜

とりあえず電池とメモステをセットしてみた。U10同様に単四ニッケル水素電池2本だが、持ちは良い方。あとU10で気になっていた液晶より明らかに綺麗でクッキリ見える(1.0形だけど)。レンズカバー兼スライドスイッチは誤動作しないように最後まで「カチッ」と開けないと電源が入らないようになっていた。見た目は同じ様でも色々と改良はされているようだった。
やっぱり小さいのが好き 〜 何を今更U40 〜_c0021694_1141749.jpg
〜 電池は単四2本 緊急時はアルカリ電池もOK 〜

今の最新コンデジに比べればスペック的には随分と劣るものの「記録としての写真を撮る」特にBlog用の写真を撮る事を目的にしてみれば、要らない機能をスッパっと切り捨て最小限の機能で、これだけ小さい物なら、これほど適したデジカメは無いと思う。そして、こんなコンデジはもう国内メーカーからは二度と出てこないのだと思うと、ちょっと寂しい気もする。

で、到着した翌日に早速このデジカメが活躍する時が来たのだ..........が.........つづく
by pingo21 | 2005-07-25 12:16 | デジカメ・写真 | Trackback | Comments(0)