2012年 10月 30日
やたらAクラスが走っている番組
先週土曜日のBSフジで、題名は『日本語カーナビ大活躍!.....』というもの。
容量不足故に即刻消そうかと思ったら、最初のシーンで後ろの方にA(W169)がチラッと映っている。タイトルから、日本製のカーナビが海外で売れている経済番組かと思っていたら、荒俣宏夫妻がレンタカーを借りてナビを使ってフランスを縦断する旅番組らしい。
最初はパリのドゴール空港にある「Hertz」でレンタカーを借りる所から始まる。
単なる旅番組とは違い、レンタカーの借り方や、走行の仕方、ガソリンの入れ方まで、そのシーン毎に詳しく説明されているので、ハウツー物として見ても役に立ちそうだ。これってHertzがスポンサーかな? と思いながら見入ってしまった。
レンタカーのほとんどがMT車で、AT車はゴルフ、Bクラス、Cクラスの3車種しか選べず。
と思ったら、ゴルフの下にプジョー308とAクラスの文字が見て取れる。予約しても、どのクルマに当たるかは、その時の運らしいが...。
そこで、見事当たったのが「A180」だった。レンタカー代1日「185ユーロ(約18,500円)」はちょっと高いか。日本で24時間借りても15K程度と変わりないが、AT車としては一番下のランクだし向こうでは標準的な大衆車クラスだろうと思う。
シリーズは、これで2回目(前回はイギリス編)だが、夫妻は、この企画通りに海外でカーナビとレンタカーを使った紹介本も出版しているぐらいなベテランだ。
一通り設定をした後、ホテルへ向かって出発。するとガラガラと音を立てて走りだしたAに気がついた。車は「CDI」だ。
向こうでは当たり前だが、日本では珍しいCDIのAクラス。テレビでも分かるぐらいなディーゼル音が聞こえて来たが、車内シーンだと大して気にならない程度。確かA169が出た時にパリでCDIに乗っている日本の方が居たが同じような感想だったと思う。日本導入は無理だったけれど、W176でもたぶん無いんだろうな。
日本から持参したナビをセットして、出発。
ナビは「ガーミン」だ。これだとヨーロッパの地図をネット経由で購入出来るし、日本でパソコンを使って目的地を設定しておけば向こうで迷うこともない。アナウンスも、もちろん日本語だから不慣れな交通事情でもパニくらないで済むかも。
運転は終始、奥さんの方(でもATしか運転出来ない)で荒俣宏氏は一度もハンドルを握らず。ひょっとして運転免許なし?
以後は、このAクラスの後ろ姿のシーンが度々出てくる。
普段、自分の車の後ろ姿は見えないし、たまたま出会ったAクラスも、じっくり見る時間は少ないが、改めて見てみると、なかなか良カッコイイ(←自画自賛)
ヨーロッパで走る姿は、街並みと合わせて何かシックリと来るのは気のせいだろうか。
こうやって見ても全然古さを感じないが、W169これで終わりか。レンタカーもモデルチェンジになるのかな。
途中、PAでiPadも登場。これでオーベルジュの予約を入れていた。これまた日本語だから不自由はしない。
しかし荒俣宏氏の服装は、どうにかならないのかと思うぐらいオタクっぽい。これなんて胸ポケットのネームに「怪奇大作戦」と書かれているしw
そして、無事にトゥルーズ空港に到着。
途中、給油シーンが1回出てきたが最後は満タンにせずそのまま返却していた。正確な距離は分からないが、2回の給油が必要としなかったならば燃費はどのぐらいだったんだろう。
気になるのはAクラスの感想だが、これまた一切出てこず。
ナビの便利さとレンタカーの自由さが全面に出ていたが、そもそも、これは誰得番組なんだうと思った。
最後のクレジットに、協力としてHertzと「いいよねっと」が出てきたのでガーミンだったんだと分かるが、スポンサーは「旭化成」だった。
って言うか「協力メルセテスベンツ」でも良さそうなぐらいAばっかり映っていた番組だ。再放送はないみたいだけど、誰か観た人いる?
おお、やっぱり観てた人がいた、しかも同じSSB。ひょっとして京都の方ですか?
やっぱり惚れ直しますよね。何でだろう。
DVDレコに引っかかったのは、たぶんBS日テレの『パリで逢いましょう』を録画していたからだと思います。
あっちはPSA提供なのに、車が一台も出て来なかったw
ISBN:9784048850179 ですね。