2012年 06月 26日
きっかけは Minimoog V
ソフト/ハード・シンセメーカーであるフランスArturia社から、一日限りで「Minimoog-V original」の無償ダウンロードが提供された(Moog Musicとのライセンス切れの関係らしい)。当日は日本時間の午前8時からチャレンジしたが、世界中からのアクセスにより全く繋がらず。諦めて家へ帰って、夜になりやっとDLする事が出来たのだ。
直近で深町純のIntroducing を聴いていたばかりだったので、その野太いミニムーグの音にホレボレ。こんなアナログ回路を一体どうやってシミュレーションするのか不思議だが、その完成度は高く、昔憧れだったミニムーグの音が無料で入手出来た事に感謝した。
しかし、それだけでは収まらないのが悪い癖....。
最初はトラックパッドでやっていたものの、氏家克典氏のデモを見ている内に我慢できず。
長年愛用していたDX-7にMIDI-USBで繋いでみた。
ん~が、音が出ず(>_<)!
どーもDX-7が、ご臨終している様子。しかし何とかして音が出したい。そこで、同氏もデモをしているコルグのnanoキーボドが気になった。実はこれ初代モデルが出た時も買おうかどうしょうか迷った事がある。これなら安そうだし、小さくて邪魔にならない。USBキーボードなら、そのままパソコンにもiPadにも接続出来るので面倒もない。
悩む事1日。ちょっとオモチャっぽいが、遊びで使うなら良いかと思い、結局「nano2 SET BLACK (ブラック) SLIM-LINE USB CONTROLLER SET」を買ってしまった(色は黒の方)。
あれ? 一つだけじゃない(笑
nanoシリーズも、そろそろモデルチェンジの時期なのか「nanoKEY2、nanoKONTROL2、nanoPAD2」に持ち運びに便利なソフトケース付きの3点セットが何と「9,800円」(白はもう1K安い)。しかも楽天ソフマップならポイント10%付きというのでポチとしてしまった。
ミニ、いやナノとは言え、これで価格は1万円でお釣りが来るのだから良い時代になったもんだ。
早速、箱から出して繋いでみた。
USBケーブルも付属している(無いと思ったら箱の反対側に入っていた)しUSBのバスパワーなので繋ぐだけ。3つ並べると、なかなか精悍だ。
PadのX-Yパッドはカオシレーターみたいな操作が出来る。しかもスケールや和音のアサインもできてしまうので、キーボードよりも使い勝手が良いかしも知れない。
ただ到着して30分も経たない内にパッドの真ん中を少しだけ凹ましてしまった(υ´ Д`)
一番の目的であったキーボードは、予想通りやや安っぽい。
元々ミニより小さいナノなんだから、その使用感は価格並のもの。しかし、これではキーボードいうよりもプラスチックの板が並んでいるだけで、ステップ入力程度なら良いがリアルでは弾きにくい。ベロシティには反応するけれど、これで高音質なピアノ音源で鳴らすには勿体無いし、雰囲気が出ない。まあ実質3000円もしないと考えれば妥当だけど、これで少しマトモなMIDI/USBキーボードが欲しくなってしまった。
ついでに、iPadにも接続してみる。
これはイイね。もう手軽なんでモバイルキーボードとして使える。
これをきっかけに、GargeBandをアップグレードしたし、オマケで付いてくるバンドルソフトも全てDLしてしまった。
しかし、こんなに安くて良いのかな、良い時代だ。