2012年 01月 10日
フィット・ハイブリッド GP1 ~ 納車の日の出来事 ~
それは年末も押し迫った昨年の12月27日の事.....。
オーダーから納車までが、やけに早かったのはディーラーグループの「見込み発注分プール」があったからで、通常だと1〜2ヶ月ぐらい掛かるらしい。最短だと車庫証明の取れる3日程度でも納車可能だった。
面白かったのは、商談中にパソコンで製造予定数と注文状況が確認できる事。色とグレードとメーカーオプションの組み合わせで日々の製造台数(1000台前後)が表示され、それを買い付けるみたいな感じだった。
それを待たずして在庫の中から希望の色と組み合わせが買えるのは、ここのディーラー系列では普通の事とか。余程イレギュラーな組み合わせでない限り、大抵の色とグレードの組み合わせが確保されていた様子。アズールブルーなんて、ちょっと不人気色かと思っていたけれど案外あるもんだ。
登録は年明けでも良かったが「凹んだ車で走るのが恥ずかしい」とカミさんが言うので年内になってしまった。「買った早々年落ち」なんて気にしないし、どーせまた長く乗るつもりでいるので、それは考えなかった。
そして、納車当日を迎えることになる。本当はカミさんが昼間一人で取りに行く予定だったが、用事があって時間が定かでないと言うので、仕事が終わってディーラーまで私が取りに行く事にした。病み上がりで未だ体調が不完全だった為か「納車の日」を迎えても一向にテンションは上がらず。たぶん、今までで一番ワクワクしない納車だ。
しかも取りに行く直前になって「代金未納なんですけど...」なんて連絡が入って慌てた。今回もネットバンキングで入金したので口座番号でも間違ったのかと焦ったが、すぐに向こうの手違いと分かりホッとした。
ドナドナされるフィットの総走行距離は「34777km」と短いが既に10年近く乗った車だ。ちょっと感傷的になるかと思ったが、それはなし。ただ10年となると子供達の成長と共に色々と思い出すことも多い。久しぶりに乗ってみると、まだまだ元気に走るので手放すには惜しいが、今回の修理代やエコカー補助金の事を考えれば良いタイミングだったのかも知れない。
ホンダ店へ到着すると、年内の営業は今日までらしく、入り口には既にしめ縄や餅つきの準備までされており、店頭にあった車は既に片づけられていた。
そして1台だけ残っていたのが、新しく我が家の車となる「アズールブルーのフィットHV」だった。自分名義の車は、これで通算12台目だと思う。ホンダ車は5台目になるのか。何だかんだと言いながらも、ホンダ車が好きなんだと自覚する。代わりにトヨタ・日産車に乗った事が一度もない。たぶんトヨタ一辺倒だったオヤジへの反発かも。短命は僅か8ヶ月保有のA200Eだが、最長が今回下取りとして出される初代フィットGD1だ。
担当者が出てきたが、寒いので挨拶もそこそこに中に入って書類の説明から。
今まで納車時に色々説明を受けてきたが、この人が一番分かりやすくポイントを突いて丁寧だった。最近は、どこもそうなのかな。中にはキーを渡されて「はいどうぞ」みたいな車もあったけれど....その話は色々あるのでまた何時か書こう。
用意されたカギは、スマートキー1個とスペアキーが1本。これにもう一つスマートキーを頼んでおいたが、車が到着するまでキー番号が不明なので折り返し注文中との事。
書類には新たに「インターナビ・リンクプレミアムクラブ」の会員証が加わった。既にIDとバスワードも決まっていたので、これでパソコンやiPadから車の状況を確認する事が出来る。
既にアプリはDL済み。大した事は出来ないけれど、唯一純正ナビだけの特権だしリンクアップフリーなのが嬉しい(その分お高いが)。
ここで一度外へ出て実車で説明。
従来のスペアタイヤの場所はバッテリーに占領されている為、初めて「スペアタイヤの無い車」に乗る事となった。もっともハイブリッド車でなくてもスペアタイヤは標準装備では無いらしい。とりあえず、もしもの時のためにパンク修理キットの場所を確認。
受付のお姉さんから花束贈呈とか、まるでゴルフで優勝した時のようなデカい鍵を渡される事もなかったが、ここで「写真一枚イイですか?」で車の前でパシャリ。そのまま奥へ引っ込んで、出てきたかと思ったら先ほど撮った写真が額の中に入れられて渡された。以前は、それをショールーム内へ飾られたりしたが今はそれもなし。何も無いと寂しいが、これはこれでまた恥ずかしいものがある。
記念行事は、それのみ。最後に新しい車検証と新しい名刺が入ると、この車でまた新たな生活が始まる事を実感し始めた。
つい3週間前には、まさかフィットを買い換えるなんて予定もしていなかったので、楽しくも何ともなかったけれど、いざ新しい車を目にすると、やはり嬉しいものだ。シートに座り静かにエンジンを始動すると、やっとテンションも上がって来た。
そして既に終了間近になったディーラーから、営業担当一人に見送られ家へ....。
21世紀には全然間に合わなかったけれど、我が家にもやっと「ハイブリッドカー」と名前の付く車がやって来た。もっともIMAが純粋なハイブリッドカーと言えるかどうか分からないし、今更ハイブリッドカーなんて珍しくも何ともない。
でも「初代プリウス」が出た時はA160の1年前で、実車も見ずに見積もりを貰ったくらい興味津々だった。たしか当時のCG誌ではA160を買った人の競合車として、初代プリウスが堂々の2位であった事を覚えている。やはり新し物好きは、みんな同じ事を考えるものだ。ちなみに、その時の1位はゴルフ4だった(こっちは当たり前すぎて面白くない)。
せっかく買ったHV車だけれど、今年中には次期フィットの姿が出てくるだろう。しかし、その次もまたその次もある。理想としているのは急速充電可能なPHVのコンパクトカーが今の価格帯で買える事。その時まで、この車に乗っている気がするが、それは案外早い時期かも知れない。
ホンダって商談や納車も家に来ること少ないですね。
家族で6台程色んな販売店でホンダ車買いましたが納車は全部取りに行ったような!?
トヨタ、日産、スズキは家納車ばかり。
これが1回につき5km未満だと、もっと悪いです。
やはり短距離は超苦手。それでも前のフィットに比べれば良い方。
ホンダに限らず、商談、納車共々ディーラーの方が多いですね。
今回も言う前から納車費用はカットされてましたが、家まで持ってくる事も可能でした。
でもディラー受け取りの方が何かと便利な面もあり、何時もこちらから取りに行きます。
遠出すると20km/L以上伸びます。
坂道発進と止まる寸前の再加速で違和感があります。
改善されたかな?特に緩い坂道で止まる寸前のアクセルON
は気持ち悪いです。
そして同じ色のフィットHVの多い事w