2011年 01月 05日
年明けうどん
以前食べ損なった「山」と言う、うどん屋へ行ってみた。普通、お正月から開いているうどん屋は少ないが、何故かここは年末年始休みなく開いているらしい。しかも冬場ならではの「しっぽくうどん」があるらしく、これは是非食べてみたいと思った。
庵治半島の山の方へ車を走らせると、ここがちょっとした秘境のうどん屋と書いた通り、MAX22%の激坂+未舗装の坂道を登ってい行くと店がある。もうロケーションだけでもマニア向きだが「小田和正」も来た事があるらしい。たぶんテアトロンのライブの時だ。
しかし、本当に開いているのだろうか?
この倉庫っぽいプレハブ小屋が、うどん屋だけど人影はない。
まあ、正月早々、こんな山奥にうどんを食べに来る人も少ないだろう。
既に開店時間の11時を30分ほど回っていたが、今度こそ「のれん」が出ているのを確認。
なんか手作りって感じだ。
ただ入り口は閉まっており物音は聞こえず少し入り辛い。
意を決してガラガラと引き戸を開けると、店内はガラ~んとしてストーブが置かれていた。
あれ? 誰も居ないぞ? 本当に店やっているのかな?
と思いキョロキョロしていると、注文は奥の部屋へとある。
厨房は、その向こうにあるらしい。
そのまま入っていくと、そこにもテーブル席があり既にお客が一人うどんを啜っていた。
奥には、店主と思われるお兄さんの姿が見えたので「すみませ~ん、しっぽく出来ますか?」と尋ねると「はい少しお待ちください」と言われた。普通のセルフの店のシステムだけれど、しっぽくは少し時間が係るらしい。
他にする事もなく、再び店内を見回っている内に「お待たせしました」と言って、奥さんと思われる女性がテーブルへ持ってきてくれた。しかも「これ私が作ったんですよ、食べてみて下さい」と漬物も添えて。
その「しっぽくうどん」は、想像とは全然違った。
今まで食べたしっぽくは、かけうどんの上に、そのまま具を乗せただけのうどんに思われたけれど、これは具と煮込んだ野菜の出汁がドロドロになっている。ちょっと見た目はカレーうどんだが、味もまた複雑だ。
最初はインパクトが薄く「あ~また失敗か」と思ったものの、食べ進めると妙に食べやすいと言うか、味は素朴だけれど、具材から出た旨みが絶妙なバランスで溶け込んでいる。ラーメンみたいに、食べた瞬間美味しいと感じるのとは違い、後からジワジワと美味しさが込み上げてくる。何故か食べ終わった後に美味しいと思う不思議な味だ。こんなしっぽくは今まで食べたことがなかったけれど、この味のファンも多く冬以外にもリクエストがあるとか。
代金は350円と、これまたリーズナブル。一緒に頂いた漬け物も美味しいし、これは是非もう一度食べてみたい。テーブルは外にもあって瀬戸内の島々が一望出来るが、今は寒すぎる。
以前から気になっていたけれど、ここはもう一度来よう。
時間が11時からと朝ポタ時には微妙な事と、この激坂がなければ贔屓にしたい一店。
食べ終えて坂道を下って行くと、こんな看板が。
車高短・エアロ車はお気をつけ下さい。
業界がPRしてたのか案外開いて店ありましたね。
あと、ここみたいに比較的新しい店も多かった。
普段平日の昼間しか開けていない店は、やはり閉まってましたが、業界の思惑通りに「年明けうどん」が定着するかな?
自分のは、標準のスポーツスプリングで、車高が下がっているので、擦っちゃうかもしれませんね・・・って、実は、
先日、某そば屋(大手チェーン店)から出る時にバンパーの下部をガリって、やってしまった後でした。(汗)
たまたま、その場に婦警さんがのったパトカーの目の前に止まっていて、「あっ!」という顔でこっちを見ていました(失笑)
そうです、ガソリンスタンドを曲がって東へ進みます。
途中で少し道が狭くなりますがその辺りにもノボリが立っていると思います。
>>丸亀製麺
侮れないな。
>>ノーマルスプリング
ノーマルでも時々車止めで当たってしまう駐車場があります。
確かに車高は高くなったけれどバンパーの形状にもよるのかな。