2011年 01月 19日
リコールとフィット・ハイブリッド試乗
しかしリコールは、これで何回目だろうか。今回はライトスイッチ系の不具合のみで走る事に関しては大して影響なさそうだ。なので来月の車検の時でも良いかな〜と放置しておいたら担当から留守電が入っていた。
それを聞いたカミさんが大事件のように言うので、仕方なく日曜日にホンダ店へ行ってみた。作業は30分ぐらいで済むらしい。コーヒーを飲みながら待っていると、尽かさず担当がやって来て「フィット・ハイブリッドは試乗されましたか?」と。毎度、関心するぐらい売り込みが早い、と言うかリコールと言う名の客寄せだったりして(笑
と言うワケで断る理由もなく試乗をしてみる事に....。
試乗車は仕様の違う2台用意されていた。派手な張り紙のない方を選んで乗り込むと、待っているお客もいないらしく「30分ぐらい、ごゆっくり」で見送られた。
一度は買う気になった車だが、止めてもう一度だけ車検を通す事を決心したばかりだ。
ここは一つネガティブな部分を押さえて次の車に期待しょうかと思っていた。ところがディーラーから前の道にスルッと出ただけで「お〜いいじゃんこれ!」と感じてしまった。
正直、全く期待はしてしなかった事だ。
当初、マイナーチェンジされたフィットにIMAを付けただけの車だと思っていた。既存のハイブリッド車に比べて未来から来た乗り物感も薄いし、それだけに発表されても驚きは感じなかった。
ハイブリッドなしのフィットはモデルチェンジ当初に試乗していたが、それまで乗っていたGD1とは乗り換えるほどのインパクトはなかった。それどころか小刻みに振動する乗り心地に、改めてその安っぽさを感じていたのだ。
ところが、このハイブリッド車は全く違う車と思えるぐらいソフトで落ち着いた走り。
恐らく床に仕込まれたバッテリーの重量分がそうさせているのか気持ちの良いぐらい安定した走りだ。しかもIMAの助けで走りも軽やかで普段使いの車なら、必要十分って感じ。堅い足の初代GD1と比べると、その違いが良く分かる。
そして信号でストップをすると、ちゃんとエンジンも停止する。
騒音に対しても対策されているみたいで、床の下がすぐ路面と感じていたGD1と比べると雲泥の差。
おいおい、困ったぞ。デメリットはないのかよ......。
そうだなインパネ類は相変わらずプラスチッキーでチープなままだし、今時のホンダ車に見られるブルーやグリーンの光り物が余計に安っぽさを演じている。それに加速はそれなり、たぶん高速に乗ると非力さを実感すると思う。あとドアを閉めた時の重量感も大してない.....ってか、そのぐらいか(汗
しかし予想しなかったぐらい「普通の車」になった。
同じハイブリッド車のCRZやインサイトに乗った時は何も感じなかったのに、格下のフィットの方がイイ車に思えるから不思議。車重が軽いのもあるが、事実インサイトの物より振動の少なさやアイドルストップからの復帰は良いらしい。何か完成度が高いと言うかマトメ方が上手いと言うか。
ハイブリッドだから良いのではなく、たまたまハイブリッドにしたから良い車になってしまったという感じ。
ズルイよ、こんなの今頃出してきて。インサイトなんか出さずに、こっちを早く作れば良かったのに。まだ減税があるにしても、昨年の条件の方が良かったし、1年前なら間違いなく判子押してただろうに。でもナビ付きは200万円を越えるか.....と走りながらグルグルと妄想が広がる。
せっかく買い換えを諦めたばかりだと言うのに、この後ろ髪の引っ張られ感の強い事(笑
試乗を終えて、カタログを眺めながらもう一度冷静に。
マイナーチェンジ時に出てきたという事は短命に終わる可能性もある。もう少し引っ張っても、2013年には次のフィットが生産されるらしいから、その時は新たなハイブリッド仕様車が出てくるだろう。
プリウスでぶっちぎりのハイブリッド車を見て、あり合わせで急遽作られた感じのフィット・ハイブリッドだ。次こそは完成度の高いハイブリッド前提での車になるハズ。いや、このままでも十分満足出来そうな車なのだが....。
フィットはユニクロみたいにコストパフォーマンスの良い車なんだから、あれこれ考えず必要なときに買えばそれで良いのかも。故障は皆無で、大して維持費も掛からない。そのくせ燃費が良いとなれば今の日本では売れるわな。
まあヤレも早いし安普請だけれど、日常で使うにはこんな車で十分なんだな.....と初代フィット乗りは思うのです。
父親のインサイトは2月の点検でiMAを最新にアップデートしてもらいます。
CT200h試乗しましたがアクセルとブレーキが気持悪く我慢できませんでした。 五感がメルベン体質になってるので困ります。
自身の感覚もアップデートしないと時代について行けませんw
しかし、緑や青のライトは…特に、青色LEDはお盆みたいで嫌です(--;) もっと普通でいいじゃん。って感じですね。
Aに乗っている人だと、オプションだらけで高くなってしまうかも?(笑)
まだボーナスも残ってることだし。
もそっと詳しくレポートを。
レクサスのあの雰囲気は・・・あんまし行きたくない。
工場長がわざわざカタログを持ってきてくれました。
4WDがあれば買うのに・・・といつものように。
年に3~4ヶ月は雪にかかわることになるので、やっぱ4Wがほしい。
クラウンのi-fourはもとより、ムーブの4Wでも十分心強い。
良い点?
駐車場へ車のドアを開けて中腰でお迎えしてくれる。(嫁と行ったので二人でお出迎えされた)偉くなった気分になる。お帰りもドアを閉めてくれる小恥ずかしい。
塗装が良い。ナビが良い。リモートアシスタントサービスが羨ましい。ミシリとも言わない剛性感。プラズマクラスターエアコンも羨ましい。HBなのに静か。触る全てが良い車感ありありの内装。
気になる点
後席とトランクが狭いAより全然高さが足りない。HV特有の動きが気持ち悪い。サスが硬い(FはカチカチBスポサス並み)ブレーキが変。アクセルが変。革シートが滑る。加速が悪く全然スポーティーなエンジンじゃ無い。
そんな感じでした。
ハズレがない分白物家電っぽい買い物ですが、いろんな意味で楽ちんです。
結局レクサス店には一度も行ってません。
見に行きたいと思う車がなかったからですが、車ではなく周りのレクサス乗り(本人)の評判が良くないのが一番の理由かもw
病気療養中で、経済的に厳しい状況にあるので、気が引けてなかなか試乗もできません。
どうしても、第一選択が4Wになるので その分邪念に迷わされずに済みますが。