2010年 12月 02日
ビニールハウスで讃岐うどん
せっかくディーラーまで小一時間掛けて行ったからには、そのまま帰るのも持っいない。そこで朝食が遅くて昼食も食べていなかった事から、以前から一度行ってみたかった、うどん屋へ行ってみる事に。
ナビなしだったけれど、おおよその道のりは分かっていたので20分も掛からず到着。そう、ここです。
この「ビニールハウスが店」です。
幹線道路沿いあり、以前から前を通る度に一度行ってみたいと思っていた。ただ毎回行列が見えたり駐車場へ入りきれない車が列をなしていた事から入る事が出来なかったのだ。しかし今回は昼時を完全に回っていた為かスンナリと入る事が出来た。
讃岐うどんの店には元々製麺所からの発祥の店もあり、飲食店らしい「店構え」のない店も多い。
「え〜ここが店?」的な驚きが、また讃岐うどんの面白さでもあるけれど、ここは本業が観葉植物の栽培らしく、そこをそのまま店にしたとか。
で入り口はこんな感じ。
まじ、ビニールハウス内です。そして観葉植物で一杯。
入っていくと左手にテーブルが見えるが、時間帯が遅かったのか客は一人も居らず。
そこで右に入っていくと、厨房らしきものを発見。
待っている客は数人で流れている。何の予習もして来なかったので、システムも理解せぬまま進んで行き、前の客に続いて「肉かま小」を注文。
肉かまとは「かま玉に肉が乗っている」ものでメニューとしては珍しい。すると「4分お待ち下さい〜」とお姉さんの声。どーもピークを過ぎて疲れているのか、それとも元々そんなテンションなのか、何だかのんびりとした空気感が漂っている。
店内の張り紙が多すぎて分からなかったけれど、ここはセルフの店には珍しく代金は後払いだった。「食器返却時に入り口で食べた物を教えてください」とあるのは店の構造上の問題だろうか。
ショウガを擦って待っていると、本当に4分ぐらいで出てきました肉かま。
解説ではスキヤキの最後に残った汁とうどんを、卵で絡めて食べるような感じらしい。
では早速マゼマゼして。
........ズルズル〜ズル
うん、確かに肉うどんと、かま玉の味だ。後で分かったけれど、もう少し薬味を入れるのが正解らしい。ここへ通うようになってから寒くなったら「肉うどん」というのが習慣になってしまったが、そことはまた違った味だった。ただ、すげ〜旨いと驚くワケでもなく普通の味。「おいおい、お前舌が肥えたな〜」と言われそうだけど、絶賛する事もないが不味くもないのが素直な答え。
たぶん、この一年美味しいうどんを食べ過ぎて舌が慣れてしまったのだと思う。ここの所連敗続きだっただけに、今度こそと思ったが、ここは引き分けって感じかな。
でも、この店構えはネタ的にポイントは高い。
アキバと同じで、同じような店が集まってた方が集客力があるんだろうか?
まずくても、間違えて入っちゃうことがあるってことなのか?
ま、需要があるってことなのかな?
みんなそれなりにやってけるってのが不思議。
そうでないと、真夏の厨房は相当暑いと思う。
温かいと思っていたら、すきま風で寒かったです。
うどん屋も新陳代謝が激しくて、閉店する店がある一方、新装開店も多いです。
高等技術学校には「讃岐うどん科」なんていうのもあるし。
こういったお店でも営業許可が下りているのが不思議(?-?)