2010年 09月 22日
一人Tour de 小豆島 後編
「大角鼻岬」をぐるりと回って着いたのが、坂手港にある「大阪屋」という食堂。
一見「きたなシュラン」にも出てきそうな店構えだけれど、知る人ぞ知る人気店らしい。お昼を回って行くと行列も出来る事もあるそうなので、急いで走って開店時間11時過ぎに店に着いた。
何も知らないと、やっぱり躊躇する入り口だが、店の前にはタクシーが止まっており既にお客が居る様子。
とりあえず、自転車を置いて中に入る.......。
既に「女子会」みたいなグループ二組と地元タクシーの運転手さんと思われる男性、それにカップルが席に座っていた。
テーブル席が埋まっていたので奥の座敷に座る。土庄港を出て僅か55kmなのに坂道に苦戦した為か予定より大幅な遅れ。しかし、もう峠は過ぎたし後はチンタラとグルメツアーにする予定だ。そこで早速「穴子丼」を注文。
少し待って出てきてのが、これ。店の前がすぐ港で取れたての穴子が不味いワケがない。ただ、丼にせずに定食にすればサクサク感があって良かったカモ。でも美味しい。
ぺろりと平らげて店を出ると11時半だった。
そこから一つ坂を登って次に行った所がここ。
デザートは、もちろん小豆島名物の「醤油のソフトクリーム」に決めていた。看板に釣られて入っていくと「もろみソフト」とある。
「あれ?醤油では?」と思ったが、せっかく入ったのでそのまま休む事に。もろみソフトは初めてだが、ほんのりと、もろみの味がするが甘くて美味しい。絶妙なバランスで後味もスッキリしている。
これで予定していた昼食は終了。
そのまま走って行くと「しょうゆソフトクリーム」の看板が見えた。あれ?さっき入った店は間違いだったのか。ここで「マルキン醤油」の店に入るつもりが、ソフトクリームの看板に釣られて実は「タケサン醤油」の店に入ってしまった事が分かった。どうりで醤油ソフトでなかったハズだ。
しかし、さっき食べたばかりなので、ここはパス。確か昔一度食べた事もあるし。そう思って通り過ぎたものの何だか心残り。その後は、島の南側の海岸線をゆっくり走る。
南側は、ほとんどフラットな道だが、交通量も多く信号もあるので走っていて面白くない。しかし、そろそろ疲れが出てきたのか少しの坂道でも嫌になって来た。ここで、もう一つの半島(前足に相当)である「釈迦ヶ鼻岬」まで行こうと思ったが面倒になってパス。そのまま土庄へと走る。
だが、予定より早く戻って来てしまったので、ここで真っ直ぐ戻らずに、もう一つの半島の先にある千軒周りで戻る事にした。つまり子牛の頭の部分をぐるりと一周。
潮が引いた「エンジェルロード」を横目で見ながら進むと人も車も少なくなって走りやすい。島には珍しい二つのトンネルを越えるが、この道も地図で見るより案外アップダウンがあり再び苦戦。それでも島の子供達は元気よく自転車で走っている。
最後の坂道を登って下ると土庄港が目の前だった。やっと一周を終えて走った距離は約82km。
週末の朝ポタにしては、ごく平凡な距離だがアップダウンや峠もあり、結構疲れてしまった。これで一つ残した半島分も走っていたら、もう動けないかも。少し甘く見ていたが、その分走った充実感も大きい。
で、フェリーを待つ間に、もう一つ食べようと決めていたのがこれ。
小豆島まで来たからには、うどんじゃなくて「そうめん」でしょう。
おばちゃん二人で忙しなく働いていたけど大盛り(300円)を頼んだ。少し多いと思ったが、某blogに見た目よりぺろりと食べられると書かれていた通りに、ぺろりと食べられた。しかし食べ過ぎだろう、これは(笑
そしてトドメがこれ。「オリーブのソフト」だ。どうも醤油ソフトが食べられなかった悔しさかフェリーの待ち時間があった為か、やっぱり食べてしまった。この他にも島には「佃煮ソフト」もあるので今度来たらそれを食べよう。
てなワケで、後半は食べてばかりのポタリング。
消費カロリーも多かったけれど、それ以上に食べた気もする。
帰りのフェリーは14時45分発。
急げばもう一つ早い船でも帰られたけれど、朝が早かった分、帰りはのんびりと。
しかし行く前に想像するよりも実際走ってみると小豆島は楽しかった。久しぶりの充実感に満足満足。
今度は「寒霞渓か?」と思ったものの、それなら少しは楽に坂道を登れるように鍛えておかなければイケナイな。
でも、また何時か行こう。
襲われて身包み剥がれるかもw
野猿と言えば先月、長尾の山奥で団体と遭遇しました。
畑から食べ物を盗んでいる最中で、逃げ遅れた一匹を轢きそうになりましたw
小豆島の猿は人に慣れているそうです。
>>鍵コメさん。
岬の学校は映画村みたいな観光地になっています。
映画はまともに見た事は無かったですが3年ぐらい前に行った時に初めてスートリーがわかりました。
おかしの袋とか持っていると奪われるから、両手を挙げて何も持ってないのをアピールしなさいと先生に言われました。
つかまった犯罪者集団のように、みんなでバンザイしてお猿さんの横を通らされた思い出が・・・
どう考えても、観光しているのでなく、お猿さんに物色されていただけ(w
引率の先生、大変だったろうな。