2010年 07月 07日
メロトロン
それが、これ.....(音が出ます)。
昔プログレ少年だった自分としては、このアプリが出た時には涙が出る程嬉しくて直ぐにでも買おうと思った。ところが数ある音楽アプリでもiPhone / iPod touch用にある鍵盤はちょっと小さく弾きにくいし一度に表示される鍵盤数が限られた。
音色は良いのに「惜しいな〜」と思っていた時に出てきたのが「iPad」だ。となると、これはもう買うしかないでしょう。
ところが、この「ManetronのiPad版」が、なかなか発売されず。
諦めてiPhone / iPod touch用を拡大して使おうかと思っていた所に出てきたのがこれ....。
おぉ、こっちは音源数が多い。
「Mellotronics M3000 HD」はMellotronシリーズのMk I/Mk II/M400から、オルガン、コーラス、ストリングス、チェロ、バイオリン、フルート、クラリネット、サックス、オーボエ、トロンボーン、ブラスなど合計13種類をサンプリングとある。ほぼ同時にリリースされたiPad版のManetron(600円)は現在3種類のみで「天国への階段」や「Strawberry Fields Forever」には欠かせないフルート音がない。
M3000 HDは1400円とiアプリとしては少々お高いが、本物のメロトロンは買えないし、それまで出ていたメロトロン系の音源の値段を考えると破格だ。
とばかりにポチッと購入(この簡単すぎる所が恐い)。
早速音を出してみる。
おぉ紛れもなくメロトロンの音だ。鍵盤は上下に分かれているが、iPhone / iPod touch用に比べれば多いし大きいし弾きやすい。ただちょっとインターフェイスが分かりにくく最初はメニューの変更にかなり戸惑った。
少し慣れた所で音色を色々と試してみた。
昔あったシンセのメロトロンサウンドは「Mk IIのViolins」寄りの少し薄い音だったが「StringsSection」の音となると、ずっと太くて本物っぽい。このS/Nの悪そうな揺らぎのあるアナログ感がリアルだ。
これだよ、これ。昔からメロトロンの音が好きで、最初に買ったシンセが「ローランドのRS-505」と言うストリングス系のものだったが、それはメロトロンからはほど遠い音だった。あれから何十年経っただろか、これでやっと本物のメロトロンの音を聴くことが出来た気がする。
「Mellotronics M3000 HD」の特徴としては、コード(4声まで)をあらかじめ登録しておける事。
全部で12個のパッドに登録出来るので、コードで鳴らしながらメロディーを弾く事が出来る。これはManetronには無い機能だ。ただ、この場合鍵盤の半分しか使えなくなるのは残念だ。でも、これで一人クリムゾン宮殿や一人トニーバンクス(ジェネシス)を満喫出来る(←超自己満足の世界)。
iPad用の音楽アプリと言えば当然「iELECTRIBE」もポチッてみた。
このアプリ、大ヒットらしく音楽アプリの中で一番売れているらしい。
只今「1200円」とセール中で、以前買ったEMX-1がバカらしくなる値段だ。
こんなの出るんだったら、EMX-1なんて買わなくて良かったと思ったが、ハードにはハードの良さがある。やっぱり手に触ってグリグリ出来る方が良いが「iELECTRIBE」には何時でも何処でもの手軽さがある。
端的に言えば、これこそPCとiPad、もしくは本と電子ブックの関係みたいなものか。
その他にも無料の音楽アプリでも使える物も沢山あり、これだけを目的にiPadを購入しても損はないと思うんだが、興味ない人には全く評価されない代物でもある。
また見つからない内に隠しておこう.......。
SHシリーズも欲しかったのですが最初は和音が出ないと一人で楽しめないと思って買いました。
その次に買ったシンセはSystem 100Mです。完全オタクシンセでしたw
JUNO6も銘機でしたね。100Mの前にはヤマハのCP-35という打鍵式の高いエレピを買いまして、
教室にも通って練習していたのですが、MIDIが出てからはDX-7、RX-5、CX-7とデジタルに流されて行きました。
その後、ティアックの8トラを買う計画でいたのですが、結婚なんぞをしてしまい夢は破れてしまいましたw