A Story of A:BOOKS・MOVIE・ART
2024-02-06T12:08:07+09:00
pingo21
W168(A160)/W169(A200E A200T)/W176(A250S)/C205(C180)/Tesla Model3LR
Excite Blog
川瀬巴水の新版画
http://aozla.exblog.jp/33235632/
2024-02-06T12:08:00+09:00
2024-02-06T12:08:07+09:00
2024-01-27T12:01:33+09:00
pingo21
BOOKS・MOVIE・ART
それは付属のMacPaintで書かれた着物を着た女性だった。当時は、ちょっと漫画チックにも思えて何故か勝手に秋山ジョージの書いた絵だと思っていたのだ。
ところが、NHKの番組「日本に憧れ 日本に学ぶ ~スティーブ・ジョブズ ものづくりの原点~」で、それが間違いだった事を知る(詳細は→ここ)。
原作は新版画と呼ばれる作者「川瀬巴水」の作品「髪梳ける女」からだった(元絵をスキャンしてレタッチしたのは、かのスーザン・ケア)。その作品展が市内の美術館であるというので行ってみた。
この作品展は、全国を巡っているらしく、確か東京オリンピックの頃からやっていた記憶がある。
それがやっと、おらが街の美術館にもやって来たのだ。
日曜日に行こうかと思っていたが、あまり人が多いとゆっくり見て回れないと思い、平日の午後3時頃入館。
ここへ来るのは久しぶり。前回が何の展示会だったかも覚えていない。
受付で観覧料1,200円を払うと、会場は2箇所あり最初は上からと言われた。
この1階から2階へと続く長く緩やかなスロープは好き。美術館の建物もまた見ごたえのある作品だと思う。
人は少ないものの、何人か先客が居た。
ただ、ここから先は撮影禁止となっている。
思ったより展示作品は多く、一つ一つゆっくり見て回ると少し時間が掛かったが、線の1本1本が確認出来るぐらい近接で見る事が出来る。
歴史的に古い時代からだが、大正から昭和、戦後へと作品の変化も伺えた。
古い浮世絵と違い、輪郭がハッキリしている部分と何十にも擦り重ねられたグラデーションからは新しさも感じる。
ただ古い版画界からは批判された事もあるらしく、長らく空白の期間もある。しかし戦後の作品は何だか近年のモダンアートにも通ずる所を感じた。
次の会場では、いよいよ「髪梳ける女」の現物も拝ませてもらったが、細い線の描写は凄い。
最後は、スティーブ・ジョブズ氏との関係性や、Mac world誌に掲載された例の写真も展示されていた。まあ、これを見に来たと言っても過言ではないが、昔の版画が現代のコンピューターへと繋がっているのは面白い。
美術館には地下駐車場もあるが、充電の出来る向かいの駐車場に止めた。
ただ周りの駐車場に比べて安いか最近は何時行っても、ほぼ満車状態。やっと空いたと思ったら屋上の充電設備の無い所だった。
駐車料金だけで充電出来るのが良かったのに、充電器の前にはICEばかり。
30箇所ある充電の内、充電していたのはリーフ2台のみ、共用だから仕方ないけれど何だか勿体ない。
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C・C・R
http://aozla.exblog.jp/33150339/
2023-11-22T12:27:00+09:00
2023-12-18T17:07:45+09:00
2023-11-15T12:25:25+09:00
pingo21
BOOKS・MOVIE・ART
それを見て「クリーデンス・クリアウォーター・リヴァイヴァル」と即答できたものの、それがどんなバンドかは全く知らなかったのだ。恐らく語呂が良いので覚えていただけだと思うが、そんなCCRの映画が来た。
例によって地元では単館系扱いで、1週間限定の上映のみ。
1日2回の上映だが、午後は1時50分からだった。そこで午前中の仕事を終え、映画鑑賞中は例の「くるりん駐車場」で充電しながら車を置いておく事を考えた。だが、1階から屋上まで満車状態。しかも既に2台待ち。5分待っても動かないし、これで充電スペースに車が止められる保証は無いと思い諦めたのだ...。
仕方なく、近くの空いてた駐車場に車を止め、少し時間があったので「綿屋で肉ぶっかけ」を食べて行くと、上映開始10分前でギリ間に合った。
まあ、こんな映画を平日の昼間っから見に来る客も居ないだろう。と思っていたら、既に70年代ロックを拗らせたような同年代の男性2人が待っていたのだった。
それから直ぐに上映開始。
後から中年夫婦と、年齢不詳の男性がやって来て、この日の観客数は合計6人。単館系とは言え、こんなので経営が成り立っているのかなと毎回思う。
ドキュメンタリー映画だが、バンドの成り立ちから始まり、ロンドンのロイヤル・アルバート・ホールで行ったライブは全て収められている。
4K編集と言っても、画像は荒いし音はモノラルに近く、HiFiライブ映画とは程遠い。実際の演奏エリアは狭く照明も音響設備もチープ。ただ70年代初頭のロンドン音楽シーンが垣間見られるのは貴重であり、オーディエンスの熱狂ぶりは今と異なり面白い。
残念なのは、ライブの終了と共に映画も終了。よって、その後の解散までの経緯は語られていない。
CCRと言えば「雨を見たかい」だが、それに関しては以前BS-TBSでやっていたSONG TO SOUだろう(→ここ)。私自身も初めてその事を知ったが、当時は(雨=ベトナム戦争での爆弾)に例えられていたほど情報が少なかった。
~ SONG TO SOUL ~永遠の一曲~ 「雨をみたかい?/Creedence Clearwater Revival (CCR)」~
実はアメリカのロックは嫌いだった。ロックと言えばブリティッシュでありウエストコースト・ロックなら、まだ許されるが南部のサザンロックとなると苦手だったのだ。
それが、いつの間にか泥臭いブルース系のロックも気に入ってしまい、こうやって当時のシーンが大きな画面で見られるのは嬉しかった。ただ、来年辺りにアマプラでも見られそう。
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ゴジラ -1.0
http://aozla.exblog.jp/33142078/
2023-11-06T12:25:00+09:00
2023-12-04T09:17:46+09:00
2023-11-05T16:28:28+09:00
pingo21
BOOKS・MOVIE・ART
と言っても大した回数ではないが、この後も見たい映画は幾つかある。ただ、この映画を見に行く事は全く予想していなかった。
そのぐらいゴジラ映画には何の思い入れもない。
しかも映画館で見るゴジラ映画は初めて、と書こうとしたが子供の頃に一度だけ父親に連れられて見に行ったのを思い出した。
なので実質2回目だが、話題だった「シン・ゴジラ」も大した感動もなかったので、この映画に対しても期待値はゼロ。
いや実写の邦画は、どーも苦手で金曜ロードショーでやったとしても見なかったかも知れない。しかしネット界隈では良かったとの声多数。某SNSコンテンツ部の評価も高かった。しかも「アルキメデスの大戦」や「海賊とよばれた男」の「山崎貴監督」と聞いて多少の興味は持ったのだ。
当然、近所のイオンシネマでもやっている。いやIMAXじゃないけれど、ちょっと暇だし見ても良いかなと思ったのが土曜日の夜。
人の多い日曜日は避けたいなと思いつつも確認すると、ほぼ1時間毎の上映。席を確認するとガラガラだったので、一番大きなスクリーンで真ん中後ろ寄りの座席をネットで確保してしまった。
そして日曜日の真っ昼間に見に行くことになった。
上映開始時間になっても満席には程遠い客入り。恐らく4割程度だが逆に両隣は誰来ず良かった。ただ前も後ろもポップコーン族ばかりで気が散ってしまう...そして暗転。
ゴジラ映画と言えば、暴れるゴジラ、逃げ惑う人々、ドンパチやるのがお決まりだが、話が進むと一瞬怪獣映画を見に来た事を忘れてしまう。
こんな、ちゃんとしたストーリ性のあるゴジラ映画は初めてかも。いや初代に帰ったとも言えるし、邦画独特の暗さが昭和感と合っている。そして「震電」がスクリーンに出てきた時(ネタバレごめん)には、おぉっ!、と前のめりに見入ってしまったのだ。
いや別に軍事オタクではないが、この映画には怪獣・軍兵器・VFXおたく達に響く要素が多い。
そして、何故か分かってしまう古いゴジラ映画のオマージュシーンでは思わずニンマリする。それを盛り上げる伊福部昭サウンドが「キタコレ」的な安心と安定感がまた良いのだ。
まあ、そんな感じで意外にも怪獣映画に、ちょっと感動してしまった自分が恥ずかしい。
多少のツッコミどころはあるが、ストーリー的にも歴史的にもツジツマを合わせに行っているのは流石「山崎貴監督」と言う感じ。恐らく年に1回ぐらいしか映画館に足を運ばない、映画関心度の薄い方々ほど結構受けるかもね。
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16bitセンセーション
http://aozla.exblog.jp/33107693/
2023-10-19T12:14:00+09:00
2023-10-19T12:14:23+09:00
2023-09-30T15:09:02+09:00
pingo21
BOOKS・MOVIE・ART
ところが、チラッと予告編を見てしまい俄然興味が湧いて来たのだ。いや、美少女アニメと書いたが、タイムリープして美少女を書くアニメの話。
初回放送が10月4日(水)24時30分よりTOKYO MX、とちぎテレビ、群馬テレビとある。
なーんだ、関東だけかと諦めたが、番組表で検索するBS11で引っかかったので、とりあえず予約。
この種のアニメで興味が湧いたのは「SHIROBAKO」以来だろうか。
今時のアニメの乗りにはついて行けない所もあるが、意外と業界物は面白い。それに「1992年の秋葉原」なんて、おっさんホイホイでしかないと思った。
~ 16bitセンセーションより ~
ただ、美少女ゲームなんてした事が無かったので、タイトルが出てきても、あ~懐かしいとはならなかった。
しかし、これらは全部リアルに存在したものらしく、その使用許諾を得るのに、どれだけ苦労しただろうかと思う。その為、エンディングロールでは沢山の会社名が出てくる。
PC98の起動音(ピーポー)やキーボードを叩く音は、実際に現物を使って録音されたらしい。
今は亡き「田中無線電機ビル」にラジオ会館、バスケしてた駅前の公園、昨夜トレンドにも登った「メッセサンオー」、32ビットアセンブラ画面、5インチのフロッピーディスク。第三話は96年となりwindwsも登場。チラッと出てくる絵に、いちいち反応してしまうオッサン達w
当時のMACは高嶺の花だったので、一時PC-98RAを買おうとした事がある。でも広告に出ていたアキバの店に電話しても出なかったので、そのままスルーして結局98年にMACを買うことになった。
ただ当時のゲームは、やはりwindows必須だったので私がゲームをやらないのは、そのせいでもある。
そのエロゲーも今は斜陽産業らしい。
そういえば秋葉原なんて、もう何年も行ってない。昔はアマ無線にジャンク屋がメインで駅から降りたらワクワク感が止まらなかったのに。90年代の秋葉原の思い出はAppleのNewtonを扱っていたビルの2階の店(店名は失念)と真っ黒な出汁の蕎麦が印象的。
アマ無線の衰退と同時にパソコンの街となり、やがてゲーム、オタクの聖地となって足が遠のいてしまったのだ。
今はもう怖くて行けないな~
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君たちはどう生きるか
http://aozla.exblog.jp/33028962/
2023-07-18T12:12:00+09:00
2023-07-18T12:12:38+09:00
2023-07-12T10:09:58+09:00
pingo21
BOOKS・MOVIE・ART
これは東京ディズニーランドへ行った事がない希少な日本人と同じぐらいだと思うが、恥ずかしながらアニメ映画自体も「BLUE GIANT」が初めてだったのだ。なのに、この上から目線のタイトルと、鳥の絵以外になにも分からない映画を見に行った。
事前の宣伝広告は一切なしのジブリの映画、しかも宮崎駿の集大成となると逆に興味が湧いて来たのだ。
封切りはいつかと思ったら先週の金曜日だ。金曜日なら行けそうな気がするが、既にジブリファンでいっぱいで良い席は取れないかも...。
...と思っていたらガラガラだ。いや最初に見た火曜日が予約開始日だったのだ。
都会と地方の差はあれど、公開初日の映画を見に行くのは極一部のファンであり、人口的に見てもその比率は騒ぐような事でもないのかも。で、翌日見ても空いていたので真ん中の良い席を確保。
とりあえず準備はできたので、当日まではなるべく事前情報には耳を塞ぎ、イメージを刷り込まれる前の何も無い真っ白な状態にしておきたかった。
いや、そもそも噂ばかりで何も入ったこなかった。そして当日は少し早めに映画館へ...。
こういう公開初日を狙ってくる層は、普段の映画と違ってネット予約で来る客が多い気がする。
少しでも良い席となると、そうなるし思いつきで映画を観に来る客とは明らかに違うものがありそう。
しかし上映時間の15分前になっも入れない。
普通の映画なら、もっと前から入れるが話題作とあって、一番大きなスクリーンなので清掃に時間が掛かるとのアナウンスが。そして10分前になり、やっと入場。
ガラガラかと思ったら意外と客が入って来る。と言っても最終的には空いた席がポツポツな状態で都会のように満席とは行かず。
それにしても、どいつもこいつもポップコーンを持っている。映画に来たらポップコーンを食べるのは決まりか? と思うほどだが、終了時刻が午後8時なので尚更だろう。しかし映画が始まってもボリボリされるのは嫌だな。
コロナ禍では両隣の席は空けていたが、今はギュウギュウに詰めてくる。運悪く右隣にお兄さんが座って来たが、久々の距離感に違和感を感じた(感ばかり)。
やはり映画館の椅子は両肘を着きたいよ。特別なシートでもあれば移りたいが、そういうものはなし。
そして暗転。
ここで予告編でもあれば貼りたいが、それもなしだ。さて、何が始まるのか、上映時間は2時間4分。
エンドロールが終わったら、何とも言えない重い空気。
後ろの女子高生3人組が「あいみょん どこ?」が同じ感想。当日からネット上では賛否両論。確かに中盤まで「何を観さされているんだ? 」と思ったが退屈はしなかった。一応、冒険活劇ファンタジーではあるが、それだけではない様な気がするし観て損はないと思う。
劇場から出ると、今までの作品のポスターが貼られて、それを写真に収める人で出口が塞がれていた。
新しい世界観や表現方法の挑戦が多少あったにせよ、それは宮崎駿の世界だと分かる。これは今まで、やって来た仕事であり、おれはこれだけやった。さて「君たちは どう 生きるか」の様な問を80歳の老人から突きつけられた気がした。
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AIR エア
http://aozla.exblog.jp/32952275/
2023-04-25T12:12:00+09:00
2023-04-25T12:12:05+09:00
2023-04-19T19:35:04+09:00
pingo21
BOOKS・MOVIE・ART
決して映画好きでもなく偶然にも見たい映画が続けて来たに過ぎないが、この作品は全くのノーマークだった。ところが、どこかのSNSで「プロジェクトXみたい~」な書き込みを見て俄然興味が湧いたのだ。
調べてみると、近所のイオンシネマでもやっている。
出来れば平日の午後の空いた時間に行こうと思ったが、午後からだと午後4時45分上映開始という中途半端な時間帯でしかやっていなかった。
しかも、スクリーンが一番小さいやつだ。
以前同じスクリーンで観た時は、真ん中辺りの席だと見上げる格好だったのを思い出し、一番後ろの席を予約しておいた。しかし、当日でも他の予約席は売れていなかった。これは人気薄なのか、ちょと不安になる。
時間となり劇場に入ってみる...が予想通り誰もいない。
このまま一人か?と思ったら開始5分前になって、やっと若い男性が一人入ってきた。そして暗転して前の方に女性が一人。結局、お客は3人だが単館系の映画館でも、ここまで少ない事は無かった。
そして映画が始まる。
実は今回、あえて全く予習せず。そもそも誰が出ているのかも知らなった。なので開始早々マット・デイモンが出てきたが「ボーン・アイデンティティー」の頃の面影はなく、お腹の出た中年のオジサンだった。いややい、これも役作りなのか。
上映時間の112分はアッという間。
物語はマイケル・ジョーダンとナイキが契約する話だけ。なので結末は分かっていたのだが、それに至るまでの話が実に面白い。1984年の背景がよく描かれており、BGMは80年代のベストヒットUSAで流れていた曲ばかりで、これが実に効果的。
私個人としてはスマッシュヒットに値する映画だった。
いや既に今年一番の映画として推奨したいが、まだ4月か。
映画が終わり、駐車場に戻ったら外はすっすり暗くなっていた。
そしてシートに座り、久しぶりに良い映画を観た後の独特な余韻に浸ってしまったのだ。
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アーサーGARAGE
http://aozla.exblog.jp/32843937/
2023-03-30T12:02:00+09:00
2023-03-30T12:02:00+09:00
2022-12-17T17:31:00+09:00
pingo21
BOOKS・MOVIE・ART
出典 講談社 コミックプラス
これは名言とばかりに、ネタにしょうかと考えたが漫画は立派な著作物。
勝手にblogなんて上げられない、と思っていたら...。 引用要件を満たしていれば、著作権侵害にならないらししい。
その条件とは以下のもの。
これら全てを満たせば、著作権者の承諾がなくても良いらしい。
しかし、この引用元が分からない。と言うか、普段漫画を読まないので、これが何と言うタイトルなのかも不明。だが、そのスジでは何となく有名なものかと調べてみるとアッサリと出てきた。それが「原作者たーし」による「アーサーGARAGE (2002~2005年 ヤンマガ掲載) 」だった。そして、続きがコレ。
分かるわ~ 俺のことやんけ~(←既に感化されている)
実は、これを上げようとしたのは、某ヤフコメオジサンが「車好きは電気自動車には乗らない」と明言されていたから。
え?と思ったのよ。旧車をイジってNAをMTで転がすのが本当の車好きと思っているらしく、そうかな~? と。で、最初のコマの前がこれ。
で、最初に続くワケ。
正直、この歳になるまでMT車やエンジン車を散々乗ってきたワケよ。最近は最後の内燃機関車だとか言って高価なスポーツカーや昭和の名車を乗るのがイケてると思われている。それはそれで認めるものの、私としては残り少ない人生。ならば電気自動車にも乗っておきたいわけよ。冥土の土産よ。
出典 講談社 コミックプラス
これもまた名言だな~(耳が痛い)。
しかし、この漫画は車好きにとって実に面白い。第2部『熱血中古車屋魂!! アーサーGARAGE』の前に当たる最初の全5巻を一気に読んでしまった。いや、既にご存知の方が多いと思うけれど一応、電子版もあり(→ここ)。ザ・ファブル同様に映画化して欲しい作品だ。
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winny
http://aozla.exblog.jp/32921755/
2023-03-22T12:11:00+09:00
2023-03-22T12:11:04+09:00
2023-03-15T11:25:26+09:00
pingo21
BOOKS・MOVIE・ART
しかし今回は、音楽とは関係ない「Winny」の話だ。
この映画の事は知っていたが、わざわざ映画館で見なくても、その内アマプラかNetflixに出るだろと思っていた。
ところが、先行して見た人からは面白かったと言う。実は、あの当時2チャンネルは見ていたがwinnyの事は全く知らなかったのだ。結末だけは知っててたものの、何がどう起こって、どうなったのかは良く知らないでいた。そう考えると、ちょっと見たくなってしまったのだ。
例によって、マイナー映画なので単館系かと思ったらイオンシネマで上映中の事。
但し、そのイオンは県内で3つある内の一番古くて小さなイオンシネマ。そこで最後に映画を観たのは確かタイタニックだったと思う。とりあえず昔よく停めていた立体駐車場の方に車を置いて歩いて行くと、ちょっと遠かった。
平日の昼間なのに、意外とお客がいる。しかも学生が多いと思ったら春休みだった。
しかも水曜だったので映画が安い日だ。
しかし、この映画館は小さい。昔はもっと大きかったと思ったが、それは後に出来たイオンシネマが大きいからだろうか。
上映開始まで時間があったが、座って待つ所がほとんど無かったので、外のベンチで待つことにした。すると二十歳ぐらいのお姉さんが「来週イベントがあるので来ませんかと?」声を掛けてきた。お、逆ナンパかと思ったが平日か暇しているいるジジィに声を掛けるなんて、怪しい宗教団体か某販売ビジネスしか無いだろうと思いお断り。でも、ちょっと可愛い子だったな~(←こういう奴が騙される)。
やっと開場時間となり館内へ。
ここも小さなスクリーンだが、前回の教訓があったので、少しだけ前の座席を確保。今度は丁度よい眺めだった。
お客は10数人程度で予想通り少ない。
逆に、平日の昼間にこんな映画を見に来た人の方に興味が湧く。普通の人は「Winny」なんて単語には接せずに暮らしていただろうに何を期待して来たのか....。
冒頭で開発者の金子勇演じる東出昌大の演技が下手だな~と思っていたが、最後に出てくる金子勇氏本人の振る舞いそのものだと分かり納得。いわゆる法廷ドラマだが、出来ば最後の無罪判決まであれば、観客としては安堵したかと思う。
ただ日本映画特有の暗さというかテンポの悪さが目立つのが惜しい所。これがハリウッド映画なら、もっと歯切れよくエピソードの混ぜ方と上手いだろうにと見ていた。ただ、この映画で「Winny」が、どう生まれて、どうなったのかの裏側が見られたのは興味深かく、見てよかったと思う。
単純なコードでも、プログラムが思い通りに走る快感は良く分かる。金子勇という人物は、単にプログラミングしたくて、それを誰かに見てもらいたくて、そして改良してより良いものを作りたい。ただそれだけの人だったと思う。
生まれた時代が悪かったのか、死ぬのが早かったのか。今でも健在ならば、その後の日本が大きく変わったとは思えないが、恐らく今ならChatGPTにでも首を突っ込んで面白いプログラムを書いていただろうな...と思った(合掌)。
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朝からBLUE GIANT
http://aozla.exblog.jp/32905601/
2023-03-07T12:12:00+09:00
2023-03-07T12:12:43+09:00
2023-02-24T23:11:23+09:00
pingo21
BOOKS・MOVIE・ART
厳密には子供達に付き合ってドラえもん等はあるが、ジブリとか深海監督の作品も含めて皆無。それが「BLUE GIANT」で初めて行く気になったのは、映画館では音も楽しめるかと思ったからだ。
いや、それ以上に物語が面白そうで、特に音楽関係者の評価が高いので気にはなっていた。
しかも、演奏は「上原ひろみ」他という現役ミュージシャンとなれば、ちょっと見てみいたい(いや大音量で聴いてみたい)。
だがしかし、県内でやっている映画館は一つだけ。
しかも、一番遠いイオンだが平日は行けず日曜日(2/26)に行く事にした。上映スケジュールを確認すると1日3回だが、午後に行くと人も駐車場も混みそうなので午前中に決めたが上映開始が8時20分からだ。こんなに早い時間に映画を見に行くのは久しぶり、いや初めてかも。
イオン自体は(食料品売場以外)10時開店なので、まずは4階の駐車場へ行く。
しかし、8時にならないとドアが開かないらしく、同じく映画を見に来たであろう人達が待っていた。そして8時になり開門、エスカレーターで3階のイオンシネマまで降りることになる。この手順はHPで見つけることが出来なかったので迷う人は多いハズだ。
同じエスカレーターで降りてきた人達は、一斉にチケット売り場へ行き列を作っていた。
私は事前にネットで購入していたので発券機にスマホのQRコードをかざしてチケットを入手。でも、これを利用している人は少ない。有料会員にならなくても事前にチケットを買う方が落ち着いて席も決められるので楽だと思うのだが。
ただ、小さなスクリーンだったので後ろの席を選んだら、思ったより上の方で少し画面を見下ろす格好になった。以前、別の小スクリーンでは座席の傾斜が緩やかだったので一番後ろが良いと思ったのが裏目に出たのだ。
しかも思ったよりもスクリーンが小さい。これでは家で65型ぐらいのテレビで見るのと変わらないか?
早朝だったが、お客の入はまずまず。年齢層も若い人が中心で先日見たモリコーネとはえらい違いだ。
そして映画が始まった...。
一言で言って面白かった。たぶん、どの年齢層にも受けると思うが、問題は劇中に演奏される音楽をどう捉えるか。
ジャズには偏見が持たれているだけに楽しみ方が分からないと、単に煩い音楽に聞こえるかも知れない。私自身もハービー・ハンコックのヘッドハンターズとキース・ジャレットのケルン・コンサートからジャズに入った身なので、70年以前のオーソドックスでフリー手前のジャズに親しみを覚えるまで時間が掛かった。
興味深かったのは演奏シーンで、モーションキャプチャーとCGで作られたであろう映像だ。アニメとは思えないリアリティがある反面、違和感を覚える人がいるかも知れない。
ピアノと共にドラムもYAMAHA製(のロゴを確認)なのは、たぶんスポンサーの影響なのだと思ったり(上原ひろみが繋がり?)、ピアノの演奏で所々に上原節(フレーズ)と言うか中腰になってピアノを演奏する上原ひろみ自身がだぶって見えてしまった。
劇中に出てくる「So Blueはブルーノート東京」だし「Cotton'sもコットンクラブ」だと分かる。と、妙に斜めから見てしまったが、それが尚更面白かった。
この映画が音楽関係者の間で評価が高いのは、主人公以外の音楽に魅了され人生が変わった周りの人達が、そこらかしこに出てきて主人公を支えている。それが自分自身とダブって見えるからかも知れない。
劇場から出てずに、珍しく映画のパンフレットを買った。これLPサイズで中身にもレコードが描かれていて面白い(ついでに額縁を購入して飾っている)。
見終わった後の反省点は一つ、これは漫画の方の予習をして行けば良かったと思う。大まかなストーリは知っていたが詳細までは覚えていない。映画は東京編から始まり、上京前の仙台編(今ならkindle版が無料で読める)を見ていれば繋がりが分かりやすかったと思う。エンドロールの後にも少しだけ続きがある。これは次回のヨーロッパ編が楽しみだ。
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『モリコーネ 映画が恋した音楽家』
http://aozla.exblog.jp/32898794/
2023-03-01T12:17:00+09:00
2023-03-01T12:17:26+09:00
2023-02-17T11:27:12+09:00
pingo21
BOOKS・MOVIE・ART
但し劇場版ではなく「完全オリジナル版の方だ」と、ちょっとだけ拘りを見せておく。その映画に魅了されたのは、何と言っても映画音楽の力が大きい。「エンリオ・モリコーネ」の名前を知ったのも、その時だったしCDもDVDも買った。
その彼の半生を綴った映画「モリコーネ 映画が恋した音楽家」が一部でヒットしているらしい。
ただマイナーな作品の為か、地元では市内の映画館でのみ上映。いわゆる単館系だが、これは逃さず見てみたいと思い行ってみた...。
上映時間は1日2回のみ。
午前中は仕事だったので、2回目になるが上映開始は16時55分という中途半端な時間だった。
充電も兼ねてなので、昼食を終えてスタバで時間を潰して街中をブラブラしながら過ごした。それでも時間が余ってしまい少し早めに映画化へ到着。
スクリーンは1つだけなので、前の上映が終わったら総入れ替えの自由席となる昔ながらの方式。なのでネットでチケット購入も出来ず窓口でチケットを購入するも、ちょっと早い時間だったので「モリコーネですよね?」と確認された。奇しくも上映初日だったが、狭いロビーにお客は誰もいない。
と思ったら、もう一人初老のおじさんがやって来てチケットを購入していた。
そして上映時間となって中に入るが、お客は私とその薄毛のおじさんだけ。後から女性二組(オバさん)と女性が一人(年齢不詳)が入ってきたが、結局この時のお客は5人だけ。
平日の中途半端な時間帯だし、そもそも地方の単館系の映画なんて余程の映画好きしか見に来ないだろう。しかし全席140席に、お客5人でやって行けるのか心配になる。
そして上映時間となり館内が暗くなった。本編が始まる前の予告映画が単館系の映画館らしく見たことのない作品ばかり面白い。何故かドキュメンタリーが多いのも単館系の特徴だ。
面白いと言うか、資料性が高く興味深い作品だった。
映画音楽に関わる事になった過程や様々な作品の紹介。また同じシーンで採用された音楽と不採用の音楽を見比べれたのも良い。当時日本では見られなかったイタリア映画とか、現代音楽との関わりは知らなかったし、現代ミュージシャンへの影響とか、兎に角お腹いっぱいになるぐらいな映像と音楽。数々の聴き慣れた映画音楽も彼の作品だと知ってナルホドと思った。
ドキュメンタリーだが生前のモリコーネ自身が語っており、監督はニュー・シネマ・パラダイスのジュゼッペ・トルナトーレらしく長いが編集が上手い。
本編は157分と、たっぷり。途中からお尻が痛くなるが周りに誰もいないので自由な格好で座って見れた。ちょっと残念だったのはスクリーが小さい事と、音響が普通だった事。これなら家で見ても良かった気がするが、アマプラやネットフリックスでも見れるだろうか。
前回、ここで見た映画は確かスティーブジョブスの映画。2本あったやつの後の方(1984からの物語)。
その時のも、お客は10人ぐらいで、この映画館は大丈夫かなと思ったが、まだまだ続いている。ここまでお客が少ないとコロナなんか関係ないのかも知れない。こういう単館系の映画館は貴重だ。儲からなくても潰れない程度で存続してもらいたいもの。
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麻布競馬場
http://aozla.exblog.jp/32835221/
2022-12-22T12:19:00+09:00
2022-12-26T16:24:48+09:00
2022-12-07T23:05:37+09:00
pingo21
BOOKS・MOVIE・ART
その流れるような文章、自意識過剰と自己満足と学歴マウント合戦、皮肉、非モテ、めちゃくちゃ共感する所もあれば、へ~そうなんだ~と思うところもあり、毎回引き込まれるように一気に読んでいた。そのweb小説が本で出版される事になったらしい。
「もうリアル本は買わない」と、決めているので買うならKindle版かな...。
....と考えていたら、今ならKindle版は900ポイント付きますよと、誘導された。実質400円ぐらいなら、まあ良いかなとポチり...(←まんまと販売戦略に引っ掛るやつ)。
作者の事は全く知らない。
ペンネームと言うかハンドルネームが「麻布競馬場」とイミシな事も改めて確認した。そこで、今回せっかく本を買ったのだから、どんな人かと思って検索すると既に有名人だった。最初は女性かと想像していたが、31歳男性会社員と判明。やはり慶応大学卒だった。
blogと言う似た者同士の村社会から、ツイッターという都会に出てくると、そのマウント合戦に閉口する事がある。しかし表向きには幸せそうでも誰でも苦しみはある。お金があれば幸せなのか、と言う問は昔からある言葉だが、きっとみんな満たされていないのだろうな...。
そこで思い出しのが、この人だった。 これ、丁度3年ぐらい前に、たまたま見かけた動画(→ここ)。
当時、ちょっと話題になって本人も驚いていたが、その後もいかに11億を作り使い果たしたかの話があって面白い。あと、いわゆるガチャを生み出した元祖の人でもある。恐らく今年末ジャンボに当たったならば同じ道を歩みそう(と毎年思っても絶対に当たらない)。そして、もう一つ思い出したのが水ダウで見たこの回の話。
シビック(typeR)が欲しい後輩芸人に、突然1000万円を渡したら素直に受け取るかどうか。
ちょっと共感したのは「人から貰ったお金でシビック買っても楽しくない」と言う言葉。そして後輩芸人は断固として受け取らず。汗水垂らして稼いだ金で買ってこそ、その喜びが大きいのだ。
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Stable Diffusionで描いてみる
http://aozla.exblog.jp/32716640/
2022-08-26T12:12:00+09:00
2022-08-26T12:12:05+09:00
2022-08-25T09:05:38+09:00
pingo21
BOOKS・MOVIE・ART
「Stable Diffusion」とは23日に無料公開された画像生成AI。ちょっと前にも「midjourney」が話題になったが、こっちの方が良いらしい(←ど素人情報)。さて、何を書こうかと考えたが思いつかないので、とりあえテスラを書かせてみた。
使い方は「Generate image」に描かせたい絵のイメージをテキストデータで入力するだけ。
しかしteslaとだけ入れたら、モデルSばかりになってしまった。そーか、テスラ=モデルSとしてしか認識されていないのか。
そこで、今度は「tesla model3」で書かせてみた。
絵のタッチは、どれも似ているがAI独特の不思議な雰囲気でもある。細かいディテールまでよく書けてているが、同じアングルで車全体を描かないのは何故だろう。何かテンプレートみたいなものがあるのだろうか。
これは「midjourney」同様に「Generate image」に何を入れるかによって表現力が異なってくると思われる。
単なる名詞だけでは無く、もう少し工夫が必要。そこで「Woman happily driving a Tesla」で書かせてみた。
予想通り、人物はまだ「不気味の谷」を抜け出せていない。ただ感情のパラメーターはちゃんと認識している絵もある。
そこで、ちょっと工夫して「pretty woman driving tesla」で描いてみた。
「pretty woman」の認識の違いが分かるが、人物描画はまだまだかな。
しかし、こんな物は使えないよと、言われるのは私の力不足による所が大きい。そこでAIが得意いそうな風景画を描くように「sakura Mt Fuji」と入れてみた。
これは写真にしか見えないが、沢山学習した写真データの寄せ集めの様な感じがする。まあ、これらはほんの一例で既存データからの生成やプラグインとして他のソフトの融合は既に商業レベルに達している事例もある。
これは絵だけではなく文学とか音楽にも応用されると、少からずとも社会への影響は大きいと言われている。昔々、デジタルドラマシーンが登場した時は、ドラマーの仕事が無くなると噂になった時と似ている。現実には今でもドラマーは存在するし、ドラムマシーンのみでの楽曲も存在する。そう考えると中途半端なイラストレーターが路頭に迷う未来も予想し兼ねない。
「Billy Cobham playing drums」で描かせてみたが、特定の人物の場合、著作権は? 肖像権は?と疑問に思う。権利に触れそうならば〇〇に似ている~みたいな表現だと、どんな風に描かれるのか興味ある所。ちょっと遊ぶには面白いツールだ。
本気でやるなら、ちゃんとソフトをインストールして自前のGPUで書かせた方が断然速い。
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エルヴィス
http://aozla.exblog.jp/32656686/
2022-07-21T12:29:00+09:00
2022-07-21T12:29:33+09:00
2022-07-12T08:30:14+09:00
pingo21
BOOKS・MOVIE・ART
これはエルヴィス警察に突っ込まれると思い慌てて書き直し、と言うぐらいエルヴィス・プレスリーの事は詳しく知らない。
と言うのも、プレスリーの歌うロックはエンターテインメントショーの為のロックであり、一般的に言われるロックとは異なると思っていたからだ。
しかし彼の生い立ちから死に至るまでの半生は断片的にしか理解していない。それを理解するには、この映画が分かりやすいと思った。しかもモダシンさん(←NeXTでスティーブ・ジョブズと働いていた人)のPodcastで「これは面白い」と絶賛されているのを聞いて、急に興味が湧き見に行く事にした...。
....ところが。
日本では大して話題作でもなくプレスリーは既に過去の人。こんな映画では観客動員数が見込めない為か、平日の上映スケジュールは昼の1回のみ。しかも一番小さなスクリーンだった。
それでも音楽映画は大きな音で聴きたいし、家のテレビよりは迫力あると思う。
そこで、一番後ろの席を確保しょうと思ったら既に予約済み。結局、もう一つ前の席を予約した。
平日の昼間、こんな映画に誰も見に来ないだろうと思ったら、コロナ禍の間引き席でもあり意外と席は埋まっている様に見えた。大半は年配者であり若い人は見当たらない(まあ平日の昼間だし)。
そして画面は予想通り見上げる感じだった。
これで見続けられるのか...。
上映時間は159分と、ちょっと長いが、それを感じさせないほど物語の流れはテンポ良く全く退屈しなかった。
黒人音楽を歌う事になった家庭環境とか、その弊害とかBBキングとの関係性とか、なかなか興味深い話ばかりで引き込まれていった。そして人気は平坦ではなく私が知っているのは晩年に這い上がってきたエルヴィスだったと言う事。あとは、本人は疲れてドラッグに溺れ家庭崩壊に至るという、アメリカのショービジネスに携わるエンターテインメントにはあるあるの話。
エルヴィスに関して断片的に覚えているのは、小学校の5年生か6年生の頃、隣の席の女の子が異常にファンであった事。ビートルズでさえ古かったのに何故と思うが、それは確かテレビでハワイからの衛生生中継が話題となり、ドキュメンタリー映画もあったからだと思い出した。
その彼女も、この映画を観たかな....。
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トップガン マーヴェリック
http://aozla.exblog.jp/32607130/
2022-06-06T12:06:00+09:00
2022-06-06T12:09:27+09:00
2022-06-02T09:39:07+09:00
pingo21
BOOKS・MOVIE・ART
当初SHIROBAKO風の「ハケンアニメ!」を見に行く予定だったが、時間帯が合わず。それで仕方なくトップガンを見ようと思った。
今更説明は必要ないが、昔あったアレの続編で前作が1986年だから、あれからもう36年も経つのか、ひぇ~である。
オリジナルもまた映画館で見た記憶があるが、何処で見たのか覚えていない。だが、この種の映画を見るなら大画面で見たいと思った。
とは言っても、田舎の小さなイオンシネマなのでIMAXもなければドルビーアトモスでもTCXもなく、ましてや4DXでもない普通のスクリーン。
それでも話題作なので、その日に行っては良い席は取れないと思った。そこで、劇場では一番大きなスクリーンだが、真ん中あたりを狙ってネットで事前予約する事にしたのだ。
ところが、真ん中辺りの席は既に予約済み。ただ、少し後ろの方に良い席が残っており、そこに予約しようとしたら何故かカードでハネられてしまった。3回入力し直してもダメで違うカードで入れようとしたら、狙っていた席が予約済となってしまったのだ。
せっかく会員になったのに。気を取り直して次の休日で再度予約し直すと、今度はアッサリと取れてしまった。当初はハネられたカードだったのに、あれは何だったんだ?
当日はQRコードかざして発券するだけ。
まあ簡単と言えば簡単だけど有料会員になるほど見に来ないかかも。それに当日の朝でも違うスクリーンで時間をずらして同時に上映されていたので、ほぼ全席が空いていた。
しかし平日の昼間だというのに、映画を見に来ている人は意外と多い。
ただ時間となり入ってみると、それ程でもなかった。真ん中から後ろぐらいが埋まっていたが、コロナ禍での間引き座席なので、ガラガラに等しいのか。
そして、映画が始まった。
上映時間は131分。オリジナルが109分だったから、少し長そうだ...。
....良くも悪くも典型的なハリウッド映画。ヒーロー、ライバル、ロマンス、ジェット機と見る前から予想した通りの展開に感動は薄い。
しかし、始まった途端にオリジナルのオマージュが垣間見られた点で、これを見る前に、もう一度前作を見ておけば良かったと後悔する(後でアマプラで見た)。
最近のバリウッド映画は中国資本が入り込み、作品の所々に中華系俳優や名称が出てくるのだが、作品のテーマ上それは一切なし。これも今の国際情勢が影響してそうだが、ある意味、国威発揚映画とも取れそうだ。
ロックとポルシェとKawasakiのオートバイ。喧嘩しても仲直りするんでしょ? 失敗しても挽回するんでしょ? と、ハッピーエンドの結末を分かっていながらも、最後は結構ハラハラ・ドキドキ。続編にありがちな失敗作でないことは事実で、時間とお金のかかった第一級の娯楽映画としては十分楽しめた。
だが後には何も残らないのは何故なのか。36年経っても同じティスト、これもまたコカ・コーラみたいな映画かな。
メイド・イン・アメリカは何でもそんな感じ。
ただ、10代の頃だったら「この映画サイコー!」と素直に喜べたかも知れない。
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ドライブ・マイ・カー
http://aozla.exblog.jp/32546715/
2022-04-08T12:04:00+09:00
2022-04-08T12:04:25+09:00
2022-04-06T12:18:06+09:00
pingo21
BOOKS・MOVIE・ART
いや話題になったからではなく、地元の映画館では最近になって、やっと上映されるようになったのだ。幸いな事に県内では近所のイオンシネマのみ。だが1日に1回だけの小さなスクリーンだった。
その1回だけの上映時間が、17時半スタートいう平日のサラリーマンには難しい時間帯。
しかも上映時間が3時間程度あるので、これは空腹と体力勝負だが、それ以上に見る前から賛否両論の映画と分かり、行こうかどうしょうか迷ったのも事実だった。
とりあえず座席の確保だけはしておこうと、午前中の仕事が終わってすぐにイオンシネマへ行ってみた。
もし良い席が無かった諦めようと考えていたら....ガラガラw お陰で一番真ん中の良い席を確保してしまった。
そして夕方、開演時間となり再びイオンへ行って劇場に入ると、やはりガラガラ。
いや、私より後ろの方は埋まっていたが、平日とは言え数々の賞を取っても、やはり人気は今ひとつなのか。まあ映画配信サービスでも見られるし、わざわざ映画館で見なくても良いのか。
結局、上映まで席が埋まったのは6割ぐらい。コロナの関係上、間引き席でこれだから、そろそろ上映終了となるかも知れない。
そして期待と不安を懐きながら映画は始まる...。
最初、この映画に興味を持ったのは「赤いサーブ900ターボ」にある。
あれと全く同じ色の車を知り合いが乗っていたからだ。私がA160に乗っていた頃でディーラーが同じヤナセだった頃もあり、古いせいか故障が多くて手放そうかどうかと悩んでいたのを思い出した。
その車がスクリーンいっぱいに出てくると、とても新鮮で。2022年の今に見ると、ちょっと未来的なデザインだったと気が付いた。
新しい発見は2ドアであった事、後部ドアの開口部が広い事、そしてサンルーフ仕様だった事もポイントが高い。しかし、あの車はどこの車好きが保管していたのか思うぐらい、状態の良い車両だったのが印象的だ。
自動車保険のCMをしている岡田将生が事故っているシーンを見て、やっぱりアクサダイレクトに電話したのかな? と想像してしまったw
ちなみに車はボルボのV60? 北欧繋がりは村上春樹だから? 違うか。あと公用車として出てくるミニバンは、今はなきマツダ ビアンテ。これもやはりロケ地広島に忖度してか、安く借りられたからか。もう、そっちばかり気になる。
もう一つのきっかけは、先日書いたカムカムエヴリバディに出ていた、ひなたの同級生である野田一恵(ベリーの娘)が、三浦透子だと知った事。
いや逆か、あの運転手が野田一恵だったのは気が付かなかったぐらい、そのギャップに萌えてしまった。それに物語の舞台が私が幼少の頃に育った広島である事も大きい。チラッとでも見慣れた風景が出てくると何故か嬉しいものだ。
映画の感想を聞かれると、ちょっと迷う。正直、誰にでも勧められる映画ではない。かと言って駄作ではない。ロシア文学、劇中劇や多言語、手話というスタイルも、やや難解で俳優が喋るセルフを一字一句理解しながら受け止めるには少々頭を使ってしまった。これは少し予習をしておけば分かりやすかったカモ。
村上春樹の小説を朗読したような映画。と書いたら益々違うかと思うし、棒読みもまた演出の一つであり観客に媚びない姿勢が観客をより能動的に見せていると感じた。
3時間は長いようで短く感じ、ラストシーンでちょっと安堵した。
しかし、きわどいシーンもあるので初デートで見に行く映画じゃない。この観客数で感じたのは作品賞が「コーダ あいのうた」であった事は納得出来る。いかにも日本映画らしい間と空間が、国語映画長編映画賞だったのも納得した。
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