2008年 07月 25日
U-40 昇天 (-人-)
もう記憶の彼方に飛んで行きそうな型番だけれど、これを入手したのは「A200E」に乗っていた頃だから、そんなに昔の事でもない。既に製造中止になった商品だったけれど「小さいのが好き」な私としては、当時液晶画面の大型化に伴い、このサイズが消滅するのが惜しくてヤオクで新品を拾ってきた。
以後、このBlog写真のサブデジカメとして前任者のU10の代わりに使っていた。だけど、時代(高感度・手振れ・動画)には勝てず、後にA200Eと共に「T9」と交代する事になる。
しかしリサイズして参照程度の画像なら、これで十分だった。なので、実は今でも仕事でメモ代わりに使っていたのだ。
それが先日、撮ろうと電源を入れたら.....?
何か変!
モニターに何か映ってはいるけれど、まるで心霊写真(υ´ Д`) これだと何が写っているのか分からない。試しにシャッターを押してみたけれど、そのモニターで見える画像しか記録されていない。
後の「T9」みたいに落として壊したワケではなく、過酷な条件で使用していた事もないので自然故障だと思うけれど、それまで普通に使えていただけに残念。
まあ「天寿を全うした」と思える最後だった。
しかし惜しいな。
ディーラーで新車を撮るには、今のデジカメと比べても立ち上がりが早く(1.0秒)、目立たずサッと出してパッと取れる大きさ。なので、これを見た人は大抵「小さいカメラですね〜」と言っていた。事実、指2本で隠れてしまう大きさだったから、持ち運びには重宝した。
今では笑ってしまう「200万画素」だけれど、F2.8の単焦点レンズだからblog写真用としては、そこそこの絵は撮れた。
パンフォーカスなので、適当にシヤッターを押せばピントに気を使うこともない。
なので太陽光の下では何時もノーファインダーに近かった。液晶は小さいので、見ると言うより大体の画角の確認だけ。手に持って適当にシャッターを押せば何も気にする事もなく大抵は良く映っていた、お気楽カメラだ。
なので、こんな写真も撮れていた(盗撮じゃないよw)。
しかし絞りが甘く厳密には縮小して見ても少々ノイジーだった。特に暗いと途端に手振れしてしまうし、動画は音が記録されないので、ほとんど使わなかった。
でもメモ代わりには丁度良かったし、何しろこのサイズには勝てない。今は液晶画面の大きさ故に、もうこのサイズのデジカメは出てこないと思うが、それは今の携帯に取って代わったのだと思う。
保証期間なんて、とっくに終わっているし、今更直してまで使おうとは思わない。でも、U-40のスペックを再度確認しようとソニーのHPを見ていたらこんな事が書かれていた。
あ、ちょ、これそのまんまな気がする。そーか、そう言う事だったのか。しかし、これの役目もF30に交代したので、今更直した所で、もう使いようが無い。しかし今でもこんなアフターをしてくれるソニーが好きだぞ。