2006年 03月 01日
A Story of A 第三章 〜 パークトロニックと虎馬 〜
妻の乗っている「フィット」にもホンダのディーラーオプションであるバックセンサーを着けている。だが、A200Eのセンサーに比べて幾分感度が悪いように思えた。しかし実際は、程良い距離で鳴り始めるので、そのぐらいが丁度良いのカモ知れない。
ただフィットのオプションのセンサーは2カ所のみだったので、バンパー端の方は反応しない。その分値段も半分ぐらいだけど、反応しない所で妻はきっちり擦りキズを作ってしまった(だって見えないんだもん←逆ギレ的言い訳(>_<)。
某掲示板にパークトロニックは「渋滞の時、前方の車に反応してピーピー鳴ってウルサイ」と書かれているのを見かけたが、実際、それは無いと思う。あったとしても、それは過去のパークトロニクスかも知れない。渋滞でピーピー鳴るほど接近するなら、それはオカマを掘る寸前の所まで接近する事になるからだ。
逆に後続車に接近されても、Dの位置だと前方のセンサーしか反応しないようになっているから、それで鳴る事もない。だから実用上には問題ないと思うが、様々な環境で試したワケではない。
また「パークトロニック」はオフにする事も出来る。そして次にエンジンを駆ける時には自動的に作動状態になるように出来ている。
さて、結局「パークトロニックはギリギリまで鳴らない」と言う事は分かった。ならば、それは実際に車に乗って「どのぐらいの感覚で鳴るのか、また光が点灯し始めるのか」が知りたかった。
そこで、先日ご近所オフをした時に、それを確認してみたのだ.....。
まずは、前方の壁で確認。
最初に「インジケーター」が点灯したのは、思ったより接近した時だった。そのまま進むと運転席から見れば「もうぶつかってしまう」所まで行って、やっと赤色のインジケーターが点灯し「ビービービー」と、安っぽいブザー音が鳴った(^^;)。
ただ、2つ目の赤色のインジケーター点灯までの距離は短く、駐車場内で、ゆっくり前進する程度のスピードならば赤色1つも2つも、差ほど変わらない距離に感じた。つまり、鳴ったら直ちにストップと思えばよい。
だが、前方ならインジケーターは目にはいるが、後方はルーフ後方の上の方にインジケーターがあるため注意深く見る必要がある。
また、一番気になるコーナー部分の反応も、運転席から見れば、思ったより近寄らないと反応しなかった。実際音が出るには、かなり接近しないと鳴らないので、狭い駐車場で前方の車に接近しそうなら、注意深くインジケーターを見ないといけないが、ギリギリまで接近して切り返す時には鳴るまでは大丈夫な距離だと思う(草木に反応する事もあるが)。
後方では、家へ帰って何時も止める位置(タイヤ止めのブロックあり)で止めると、赤いインジケーターが点灯する寸前の距離だった。だから鳴らなかったのだが、そこでバックドアを開けると、ギリギリだが壁に当たってしまう。だから、黄色いインジケーターを1つぐらい残して止めないとバックドアの開閉は出来ないのだ。逆にアラームが鳴る所で止めると後ろの排水溝分ぐらいの距離になる(壁ギリギリの位置)。
ちなみに、アラーム音は、私が何時も聴くオーディオの音量程度であれば、聞き取れる音量だった。だが、これは環境や個人差もあるし、車内が無音なら「ウルサイ」と感じるかも知れない。
さて、デーラーオプションが良いのかメーカーオプションが良いのか迷うところである。ただ、実際に、どの程度で鳴るのか各々の感覚さえ覚えれば、全く役に立たない物であったり、厄介な物でもないだろうと思う。
せっかく着けたメーカーオプションだから、着けた以上は利用しないと無駄になつてしまう。ここは考え方を改めて、いかに上手く使えるかを、こちらから合わせてやれば良い。逆の発想なら「静かで、良い」と思うし「イザという時だけ注意を促す」と考えれば良いだけカモ。
理想は、ディーラーオプションとメーカーオプションの中間。やはり反応した時点で音は鳴って欲しいが、あまり遠くからウルサクなるのも嫌だ。だから、やはり感度も音量も調節出来れば理想だし、アラーム音は安っぽい音ではなく、爽やかな電子音ぐらいがいいか(いかにも日本的)。
しかし、考えてみれば、メルセデスはドイツ車だ。まあ広くヨーロッパとかアメリカとか向けの車であるから、その感覚の違いが、鳴る鳴らないをどの程度に設定するか「そのサジ加減がやはりドイツ流」なのだと思う。
それは「パークトロニック」だけにとどまらず、オートライトにしてもそうだ。日本の感覚だと「点灯が早すぎる」なんだけど、向こうの感覚では「安全第一の早めの点灯」と解釈されているから、日本車の設定をそのまま向こうで使うと「遅すぎる」なのかも知れない。
また「オートワイパーの感度」も、そうだし「オートルームミラー」もそうだ。日本人の感覚なら、もう少し違うだろうし、日本製なら感覚の違いを見越して調整出来る事も考えるだろう。いや、その調整できないとするのも、またドイツ流なのかも知れないが。
そうそうオートワイパーの感じだが、何かA200Eの時のセッティングと違うような気もする。気のせいかも知れないが、マルチファンクションディスプレイのメニューも一部変わったらしいから「06バージョン」で、多少の微調整もあったのかも知れない(あくまでも想像です)。この辺り、使いながら追々検証していきたいと思う。
こんなコンパクトカーで「パークトロニックなんて要らない」と思う人も多いと思う。それはそれで正解だが、私の場合過去にぶつけて、修理費が10万円近くも請求された事があり、それがトラウマになっている。
A200Tで同じ事をすれば、とても10万円じゃ済まないだろうし、私の場合自損は保険が下りない。だから一度ぶつけたつもりでオプションを選んだと思えば、安く済んだ.........と思うのだが(^^;)。
ウチは、駐車場の柱ギリギリに寄せないといけないので(うるさいから)付けませんでしたが、これくらいならイイかも。意味ないけど。
おおいに参考になりました。
本当にご苦労さまでした。
こうやって理解してしまえば、問題なく使えるんですが、このギリギリ感はどう考えても・・・無意味??
私はパナソニックのナビに付いてるバックモニターを併用することにしました。
パークトロニックの話ではありませんが、オートライトの件、
ドイツ本国では、ライトは常時点灯が普通で、その点で感覚が違うのではとも思います。
なので、ドイツ本国ではライトのON OFFの頻度は低い=弱点だろうと思い、信号待ちのライト ON OFFは控えることにしてます。
ちなみに、信号待ちでは皆エンジンを切るそうです。
ドイツ人が日本に来ると「なぜ信号待ちでエンジンを切らないの?」という感覚らしいです。だから立派なバッテリーを乗せているんだと思います。
なるほど、納得。バックのインジケーターは後ろについているわけですね?ということは、バックモニターを見ているときは、このインジケーターは見れない?このインジケーターを見ているときは、モニターを見れない・・・ということですか?距離に応じて、ブザーの鳴り方の間隔が変わるということもないわけですね? ウーン・・・困っちゃいましたね。
寒い朝、シートヒーターが恋しくなりませんか?