2006年 02月 20日
A Story of A 第三章 〜 そして納車日がやって来た ご対面 〜
午後から仕事も暇になり、段々と納車の時間が気になりはじめた。すると午後3時を回った頃だっただろうか「荷物来てますよ〜♪」と受付のお姉さんが何やら大きな箱を持って来たのだ。見れば箱には「KAROism」のロゴが。
「お〜! 丁度良かった」先日注文していたカロマットが納車の日に届いたのだった。予定では来週かと思って諦めていたが、これで一安心(カロマットの話はいずれまた後日に)。
そして午後4時半頃になって、今度は「任意保険会社」から電話がかかってきた。何時もの担当の人では、なかったが「ディーラー様より、ご連絡頂いたのですが......えーっとベンツからベンツへお乗り換えで宜しいですか?」だった。何だか話がややこしいが、その通りなので「そうです」と応えると、現状維持の継続条件だと保険料はそのままで、追い金は発生しないとか(たぶん、また1000円以内)。この時車、新車特約の保険額(全損した場合下りる最高保険額)は「420万円」に設定したらしい。
前回のA200Eの時は確か「390万円」だったから、オプション類を考えると足が出る計算だった。だが、今回は全損しても、もう一度買える程度の価格設定になった。まあ事故しなければ、こんな額は気にしなくても良いのだが、世の中何が起こるか分からないから、多いに越したことはない。ちなみに自損の場合は「もう1万2千円ぐらいだったかな?」上乗せすればOKだが、元々の保険料が高いので、今回も、それはナシで行く事にした。
って事で、保険会社から連絡が入ったと言う事は、車検証が既に下りた事になる。準備は万全だ。そうなると、後はいよいよ車を取りに行くだけとなった。
そして、やっと仕事が終了。約束では6時前までには行くと言っていたが、職場を出たのは午後5時40分。受け取り予定の三菱のディーラーまでは通常なら10分程度で到着する。だが、こんな日に限って、渋滞なのだ.........。
時計を見れば、午後6時5分前だった。やっと三菱の看板を確認して、一番手前の駐車場に車を止めた。これでTBとの代車生活も終了だ「今までありがとうTB」...........そして荷物を持ってショールームの扉を開けた............。
狭いショールームには客は誰もおらず、受付のお姉さんに納車の旨を伝えると「暫くお待ち下さい」と言って奥に引っ込んだ.....。
誰もいなショールーム。先日見た「i」が1台きり。少し寒いような気がするが、ちょっと興奮ぎみか。とりあえずテーブルに荷物を置いて、店内をブラブラしてみるが誰も来ない。
少し経って受付のお姉さんが戻って来た「もう少ししたら参りますので、お待ち下さい.....」。ちょっと早すぎたのか、道が混んでいるのか。MB店からは、この時間だと恐らく1時間以上掛かるから渋滞にでも引っかかっているのだろうと思った。
こんな時の待ち時間は長く感じる。ちょっと興奮して喉が渇いてきたので、お茶の一つぐらい欲しい所だ。
と思っていたら、受付のお姉さんが「何かお飲物は?」と言ってメニューを持ってきた。とりあえずコーヒーを頼んだが、ありきたりな飲み物ばかりだった。こんな時、ヤナセなら「エスプレッソを」とか注文出来たのだが、もう、あの店にも当分行く事はないだろう........と、待つこと15分ぐらいだろうか。
「どーも、どーも」と頭を下げながら担当セールス氏が、やって来た。とりあえず、車検証、その他の書類とキーを置いて「いや〜車検証がなかなか下りなくて」と言って席に着いた。
この季節、3月までの週末は納車ラッシュとなる為に、いつもよりずっと時間がかかったらしいのだ。ピーク時なら午後の7時とか8時ぐらいに車検証が下りることもあるらしく、今日はまだ良い方だとか。たぶん、これも「友引と金曜日」が重なったせいもあると思うが、これが年度末の大安だったら、結婚式場並みに混むのだろうか(^^;)?
ま、そんな事より、とりあえず整備書の最初に日付と氏名のサインをして、書類一式を受け取った。「今更説明も必要ないでしょうが〜」と言って、懐かしい形のキー2つと白い箱を差し出された.....。
箱の中身は「アンテナを可傾式にするジョイント」部分らしい。A200Eの時は、既に着いていたが、今度のA200Tのアンテナは少し短いので「これはユーザーが必要なら着けるのか?」 とも思ったが、当日は慌ただしく納車した為に、そのまま手渡したのかも知れない。その証拠に、ラジオの選局設定とか時間の設定もされていなかった。
聞けば、ETCも車検証が無いとセットアップ出来なかったので、これもギリギリだったらしい。で、私が到着した時は、裏でドナドナ号から下ろしていたらしいのだ。
では「とりあえず車を見てみますか」と言われたので、一緒にシヨールームを出た。A160の最初の時なんか、キーの使い方から始まって車に至るまでのレクチャーが30分ぐらいあった気がする。ま、今回は、ほとんど一緒だから、それも必要なく使い方も分かっている(つもり)。
ショールームを出て大きなサービス工場の中を歩くと、作業中のスマ4とかPTとかが三菱車と一緒に並んでいた。そこを通って外の車置き場まで行くと、薄暗い中でキラリと眼孔のスルドイ車が1台、こっちを向いていた。
「おぉ、あれだな!」と思い近づくが暗くて良く見えない。「ちょっと電気を点けますね」とセールス氏がスイッチを入れたが暗いままだ。だが、その内段々と明るくなって行きジワジワとSSB(スプリングソースブルー)色のA200ターボの姿が見えてきた.........。
それは、初お披露目の憎い演出にも見えだが、水銀灯の為すぐには明るくならないだけだった(^^;)。
初めて見るA200T、実際生で見るのは初めてだ。SSB色車は既に見ていたし、内装のアバンギャルド・ブラックも確認済みだ。だが、それらが全て集まったラメラー付きの右ハンドルA200Tは未だ数少ないハズ。今後SSBが廃色されたら、世界で数台しか、存在しないのかも知れない(←ちょっと大げさか?) いや、アンケートで一番不人気色だったSSBだから誰も選ばないか(^^;)。
それだけ、こだわり、待ちに待ったAクラスだからこそ、喜びも大きい。まあ最初は誰でも、そう感じるもの。A200EのDBを見た時も心浮かれたが、それが時間と共にどう変わっていくのか、心配でもあり楽しみでもある。なんて思いながら、顔はニヤニヤしっぱなしだっただろう。
一番気にしていた「パンチングデザインのフロントグリル」は思ったより気にならなかった。遠目で見たら、エレガンスのイメージと、ほとんど変わらない。これもボディカラーのコントラストによって見え方の印象が違うのだと思う。
ただSSBに限らずメタリック車は光の加減で様々な表情を見せる。それに大きなタイヤとホイルのデザインの違いから、以前見たSSB車の印象と違い「精悍」に見えた。この辺りは当初思っていたSSB色のキャラクターと相反する部分でもある。
さて、ではドアを開けて中を見てみる事にしょう.........この後、予期せぬ事が色々と.........つづく。
PS:当分、A200Tネタで行くと思います(^^;)。とりわけターボ車の走りとか乗り心地とかA200Eとの違いとか、書きたい事はイッパイあるのですが、最初は納車の嬉しさ余って客観的に見れない部分が多いかも知れません。それが時間と共に感じ方も変わり、車のコンディションも変わっていくと思いますので、まあ、ゆっくりご観覧下さいm(_ _)m
未だに(石川県内では)、SSBはσ(^_^)だけみたいやし(^^;廃色になったから、尚更か。
A200Eで十分満足しているσ(^_^)ですが、A200Tには興味有ります。A200Eの本革シートとの違いとか、今後取り付けるナビも気になります。
いやー、楽しみ。
今や貴重な「緑系」ですから(w>友の会
まずはおめでとうございます。
その節はお世話になりました。K2さんのSSB車も随分参考にせてもらいました。
ターボ車は、毎日違う印象なんですが、段々と以前の感覚に戻ってきたみたいです。もう少し乗って、色々と感想を書きますのでお楽しみに。
不人気色が、すぐに外されるのは寂しい限りです。
とりあえず、アフターアイドルを心がけましょう。
普通なら30秒くらい、ちょっと飛ばした直後なら1分ぐらい、高速のS.A.なら2~3分ぐらいみたいな感じで。
あとはエンジンオイルをまめに交換する事ぐらいでしょうかね。
じゃじゃ馬ならしの日々が楽しみですね。
いろいろ、小技を教えてくださいね
同じSSB乗りとして。すばらしチョイスと拍手を送らせて頂きます(笑)
私は京都ですが、必ず居るとはおもいますが私以外のSSBを見たこと
がありません(^^;)