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蛇足の脱皮

先週、道路運送車両の保安基準の一部が改正され「回転部分の突出禁止規定の見直し」が行われたらしい。

最初は「ソレが何か?」と思ったら、ここが不要になるかも...と言う話。

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従来の規則ではホイール中心部から、前方30度及び後方50度に交わる2平面により挟まれる範囲の最外側からタイヤがハミ出てはイケナイ規則だったが「10mmまでなら良いよ~」って事なんだとか。




ホイール自体が飛び出しているのはダメだが、微妙なタイヤの出っ張りならOKなんだろう(たぶん)。

試しに、この「ホイールガード」の幅を計ってみたら一番幅広い所で10mmは越えているが、多少オーバー気味に作ってあるのだろうと思う。タイヤの出っ張りを真上から直視してみると大丈夫なような気もする。同様にA250Sにもあったがこれも不要になるのかも?

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とは言っても、普段気にする程のパーツでもないしタイヤの黒色と合わさって目立たつモノでもない。なので、わざわざ外そうとは思わないが、これから販売される車両は最初っから無いのかも知れない。それによるコスダウンなんて微々たるものなので車両価格には反映されないだろうが「こういうのがカッコ悪い」と、車に対して意識高い系の人には朗報なのかも。

最近では輸出前提の国産車でも、このパーツが取り付けられている車が増えてきたが、これで即刻無くなるだろうし、既に作られている車にも適応するらしいので、これを機会に外してしまう人もいると思う。

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今回の改定は、どうも外圧に屈するカタチでアメリカからの輸入車に関する措置によるものらしい。同時に改正された「排気管の開口方向要件の廃止」もあり、販売台数的にはアメ車よりもヨーロッパ車の恩恵の方が大きいのかも知れない。

それと同時に、これで今までギリ着けられなかったホイールも取り付け可能になるかな。たぶん、そっちの恩恵のほうが大きいカモ?



Commented by C205乗り at 2017-06-26 12:37 x
ハミタイの緩和のニュース私も見ました、一年点検で外せるか聞いてみて、タダであれば外してみます
Commented by かいりゅ at 2017-06-26 17:12 x
制度改正の情報ありがとうございます。

スマートクーペ450を構造変更して軽自動車登録しているのですが、
軽用リヤフェンダーに交換、リヤタイヤも 'K'標準の145幅タイヤ(4Jホイール)を使用しています。
今回の改正により、ホイールをクーペオリジナルの5.5Jホイールに戻せるのではないかという
目論見が湧いてきました。
軽用フェンダーでクーペオリジナルの175幅のタイヤでほんのちょっとはみ出ます。
それで微妙な場合、記事の「ホイールガード」の出番となります。軽規格に、+10mm以内のモール貼付は良いらしいので、
「ホイールガード」の幅を加工・調整して貼り付ければ、これで、保安基準内?
タイヤもこの際、165幅にしてみるとか。

なんてことを妄想していると、次回の車検はユーザ車検になりそうです。
by pingo21 | 2017-06-26 12:14 | Cクラス(C205 C180) | Trackback | Comments(2)