2016年 09月 26日
早速やっちまった話
伊那から下道を走っている途中にあるコンビニに止まってコーヒーを買って、戻った時の事。
車に乗り込もうとドアを開けた時、シートのサイドサポートの所に、何か汚れが着いていた事に気がついた。「なんだこれ?」と思って触ったが取れない。あぁぁぁ!!~これは革シートが擦れて傷がついているのだ!
何時も、この角度で乗り込むから分からなかったが、ひょっとしたら以前からかも知れない。
そこで納車時からの写真を見てみると、10日後には既にキズが着いていたのが分かった。
で、回りこんで確認してみると....!!
あわわわわ!
傷ついていると言うか、本皮シートの染色部分が剥げている状態。幸い穴や破れはないが見た目はハッキリ分かる。一体何が原因だったのかと乗り込みながら考えてみると、心当たりはベルトの金具かポケットに押し込んだキーにぶらさげていた鍵が、丁度この辺りに当たる。
クーペはドアが長く重いため、家でも職場でもドア全開で乗り込む場所はなく、何時も体をよじって滑りこませるためサイドサポートの所は必ず当たる。以後、気をつけて乗り込もうとしているが、ここに触らず乗り込むのは無理。ならばと試しにシートを一番後ろに下げてみたが、やはり乗り込む時には当たってしまうのだ。
まあ、本革シートの宿命で擦れて行くのは分かっていたのだが、こんなに早くやってしまうとは。
どっちにしても、やっちまったものは仕方ない。
既に右の太ももに当たる座面もシワができて黒く汚れている。いやシワはどうも最初っからだが汚れは確かにある。
最初は堅いと感じたクランベリーレッドは、A200Eのパーンと張った革に比べると少し柔らかい。A200Eとはシート形状や乗り降りの面では明らかに違うし半年ぐらいで少し薄汚れた記憶しかない。本皮シートのお手入れなんて、もう少し時間が経ってからと思っていたが、そうは行きそうもない。特にジーパンや綿パンで乗る事が多いので尚更だ。
家へ戻って色々調べてみると、運転席のサイドサポートが高い車では、一番劣化しやすい場所らしい。ただ何年も経ってからなら分かるが、まだ納車から1ヶ月も経っていない時期だった為に、ガッカリ感も強い。
それでも何とかしょうと、この種のリペアと言うか本革シート修復で検索すると市内でも対処しているリペアショップはある。ただ、これからも十分起こりうる所でもあり、それに毎回数万円も掛けて直すのも嫌だ。そこで調べてみると、とりあえず目立たなくする為に、こんな物があった。
革の靴やバックの補修セットだが、単体色でも売られている。
色が黒なら良かったが、クランベリーレッドという色は難しい。キャメルより赤く明るい色だしワインレッドでも無い。部分的にも少し色が異なるため、これは調合して合わせるしか無さそうだ。難しそうだけれど、とりあえず目立たなくすれば良いと思い近い色を何本か買った.........だが、いざやろうとすると休日は雨ばかりで全然やる気にならず。とりあえず次に晴れたらやってみよう。
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