2016年 08月 24日
真夏の自転車
前回、夏を制する者は何とか言いながら新しい車が来ると、やっぱり車を使うことが多くなり夏も半分終わってしまった。休日の自転車は忘れてはないが今月はイベントが多くてなかなか乗るタイミングがない。それでも休み中に、やっと半日だけ空いたので乗ってみた。
「高温注意報」が出ていたが、早朝なら大丈夫だろうと思ったら午前7時で既に31℃(汗
こんな季節は日の出と共に出発したかったのだが、やはり朝は眠いのだ。でも仕事へ行く時より朝早く目が覚めてしまったのは何となく損をした気分。
さて、今日の目的地は西か東かと考えると、どちらも暑くて辛そうなので、ここは南の山の方へ走ってみる事にした。迷ったら何時もの塩江コースだ。
街を抜け川沿いを南下。お盆休みでサッカーも野球も休みだっが、自転車乗りだけは元気なのか早朝から数台のローダーとスレ違う。こいつら何時から走ってんだよ!
夏のウエアは半袖ジャージだが腕は出さず、何時もパールイズミの「アームカバー(コールドブラック)」でカバーする。
自転車に乗り始めた最初のシーズンは腕丸出しで走ったら、日焼けが酷くて回復まで1年以上を要したので懲りたのだ。コールドブラックは確か「-5℃」との謳い文句だったが、そこまでは行かなくても確かに暑くはない。しかし油断してグロープとの隙間があると、そこだけ日焼けする。ボロボロのグローブで走ったのは、新しく買った夏用グローブの片方を紛失してしまったからだ(泣
足も同様で、ビブパンツなんて履いて太ももを太陽に晒すと、日焼けで酷いことになる。だが、結構それで走っている人も多い。
ヘルメットの下は首筋まで保護するインナーキャップ。真夏とはいえ完全防御で走っているが想像よりも暑くはない。それでも、この暑さで体力は消耗する。
途中何度か休憩したが体調がイマイチなのか、久しぶりの自転車だったからか既にバテ気味。
こう暑くては自転車と言えども、なかなか辛い季節だ。走り出してしまえば涼しいが止まるとドット汗が出る。自然と木陰に逃げては止まるが、それでも暑い。
ボトルの水も飲み干し、途中で補充。
涼を求め何度か休んで...。
涼しいけど不気味な廃線跡のトンネルを抜け....。
途中で早朝うどんでも食べようかと思ったが食欲も湧かず。
やっと塩江到着。
もう何度も走っている道なのに、クロスバイクで初めて来た時より疲れてしまった。
下の川で水遊びをしている家族連れを見ると、飛び込んでしまいたい気分になる。
塩江に来たならば、とりあえずこれだな。毎度ながら濃厚でメチャ美味い。これがご褒美。
このまま県境まで行って別の道で山から降ろうかと思ったが、それも疲れそうなので来た道を帰る事にした。
風が気持よくて下りは楽しいが、それもアッという間に過ぎて再びモァとした空気の下界に戻って来た。
で、何時ものコーヒー休憩スポット。
ここは旧車御用達のショップなのだが珍しく開いて作業をしていた。そうかお盆休みだけど平日だった。
そこから、ヘトヘトへになりながら家路へ。
この日走った距離は「63.08 km」と大して走っていないし走り慣れた道なのにすごく疲れてしまった。夏場の自転車は過酷だと改めて感じた次第。次は9月に入ってからかな。西日本は台風も来ないし雨も降らない。もういい加減涼しくなってほしい。
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