2016年 03月 14日
GM5が楽しくて調子に乗って買ったもの ~ その3 ~
それは「サムレスト(サムグリップ)」と呼ばれるもの。GM5はレンズ交換式の4/3では一番小さなカメラだが、それ故に小さすぎて持ちにくいという相反する欠点がある。それを解決する為にはボディ部にグリップを持たせるか、このサムレストしかないだろうと思い、買っちゃったよ。
これも、もう少し使い込んで必要なら購入すれば良いかと思っていたら、年明けから徐々に値下げになっていた。GM5も次機の噂も出始めた事から年度末セールで現品処分と行きたいのだろう。元々GM5専用という事で定価が「1万800円(税込)」もしたが、販売元やアマゾン等では40%オフの「6,480円(税込)」になっていた。
いやいや、それでも未だ高い.....と様子見していたらブラックの在庫が「残り1つ」となってしまった。既にディスコンカメラだし、もう作られることも無いだろうと思いながらも3日迷ってポチッとな......orz
これでブラックは全部売れた様子で今はシルバーしか無い。アマゾン連動で売られていたであろう販売元COTTAの通販でも在庫なしになった。滑り込みセーフだ。しかし高いね。まあ専用サムレストとなると数万円するのもあるので仕方ない事だが、発売当初は9万円したカメラ本体も既に4万円程度となれば、これに1万円のサムレストはないだろう。
早速、箱から取り出すが、その箱がまた豪勢。まるでライカのような化粧箱だが、サムレストは付けっぱなしになるから箱なんて要らないんだけどな。
取り付けはホットシューに差し込むだけ。フラッシュは使わないので丁度いい。
当たり前だが、寸分の狂いもなくスパっとハマる。サムレストも汎用品があるが、なかなかこうは行かない。取り付けられても、ボディに干渉したり指の位置がイマイチ決まらなかったりする。
流石に専用だけあってボタンや絞りダイヤル等に干渉する事なくピッタリと装着。
最初っから、そこにあったかの様な感じだ。
しかも握った感じが丁度いい。
専用で作られたから当たり前だけど、一度これを着けてしまうと無いとなると、どうも不安定に感じる。高い買い物だったけど、それだけ満足度も高いから結果良かったのだ(←と自分に言い聞かせる)。
「サムレストには手ぶれ補正等の効果も得ることができます」とあるが、無くても手ブレする時は手ブレする。
DP2で鍛えられた肉体的手ぶれ補正のお陰で少々の事では手ブレず。片手に傘を指しても平気...。
とは大げさだが、昨今は新しいカメラが出る度に手ブレ要求度が高まっている。
銀塩時代はおろか、ちょっと前のデジ一なんか手ぶれ補正になて無かったし、あっても機能しているのかどうか効果が分かり難いのもあったんだから、とても贅沢。いや、それを言うとAFさえなかったのだが、ライカMは未だにマニュアル。ストリーミング音楽全盛の時代に、アナログプレイヤーに針を落とす儀式のようものだが、その方が早いっていう人もいる。あれ、話がそれたな。
そうそう、手ぶれ補正も今や、あって当たり前となっている。
超望遠の高精細イメージなら、あると便利かも知れないがスナップしか撮らない人間にとってはあまり重要でもない。むしろ画質優先ならオフにすると言う人も多い。いや、それでもあれば嬉しいが本音か。さてGM5の後続機には手ぶれ補正が付くかな?