2015年 09月 08日
他車の蛇足
それは「ピカソ」のココ...とネタを知っていれば遠目でも分かるが、言われなければ全く気が付かなかった。
....え?どこ?
そう賢者の皆さんなら、もうお分かり。
ココです!
つまりA250Sのココです。
ハミタイヤ対策のため日本仕様用に急ごしらえで作られたと思われる、このパーツ。それがピカソC4ではバンパー一体型となっている。つまりバンパーごと作り替えたと思われる。しかし日本向だけだとすると、これはお金がかかっていそうだ。なのでぱっと見では分からないぐらいエレガント。
片や、やっつけ仕事のメルセデス。それにに比べ流石おフランスのデザイン性を重視した取り組み。これもお国柄の違いかね。
いや日本仕様だから単にMBJがケチっているだけなのか。そう言えばW169の時にもバンパーの反射板がいかにも貼り付けました、という感じで貼り付けられていたっけ(あれこそバンパーから新しく成形しよろと言いたかった)。GLAの左下方の視界確保みたいに、カメラとモニターを付けるぐらいお金を掛ければ良いのにとも思うが、それは贅沢か。
で、ピカソC4ですよ。
既に展示会では見ていたけれど、こんな変態車両にはお目にかかれない。走っている車両を見るのは初めてで興味津々。以前のピカソ以上にインパクトのある面構え。そしてシトロエン独特の3Dリアコンビネーションランプ。発表当時はやっちゃったな~なんて書いたけれど、生で見ると案外普通の車にも見える(←いやマヒしていたのかも)。
失礼して運転席に乗させてもらうと、Aに比べて恥ずかしいぐらい広いフロントガラスが天井域まで禿げ上がっている。
ルーミーな車内だが、ハメ殺しながらサンルーフもあるまで余計に明るい。暗い穴蔵生活のA250Sに比べたら南仏のリゾートだ。
メーター類も最近のシトロエンらしい液晶画面。
確かボビンメーターも選択出来るんだっけ。
座り心地もなかなか良かったです。
こういう異質の物を見せられると、やっぱ惹かれてしまう。C3ピカソが出ていればなと思ったがA250Sのサイズに慣れてくるとC4ピカソでも良いかなと思う。但し先代と同じ最小回転半径が5.7mもあるのが難点。
C3もそうだけどシトロエン車って車の大きさに比べて曲がらないイメージがあったけど、これもそうなのか。