2015年 07月 30日
プーさん
先月にはイエスの「クリス・スクワイア」が亡くなったばかりなのに、こんなに続けて。と思ったものの自分も歳を取っているワケで、順番で行けば昔よく聴いたロック/ジャズ・ミュージシャンが先に逝ってしまうのは宿命なのかも知れない。そんなワケで久々に聴いたのは、初め買った菊地氏のアルバムだったこれ。
当時は甘たるいヒュージョンに飽々していた頃なので、とても刺激的だったけど大して心に残らなかった。「あれから何十年? 」で、今改めて聴くとなかなか良いではないか。ただ、当時はマイルス・デイビスの存在が大きすぎてマトモに聴いた事がなったので、後にこれが
音楽の起源なんてどーでもいい話だが、これをきっかけに70年代のエレクトリック・マイルスを遡ると、ハービー・ハンコックやチックコレアもまた大なり小なりの影響を受けていた事が今になって分かってくる。
そして、そこからまた現在のクラブ/DJシーンへも影響を与えつつあるなんて、マイルスってどんな存在なんだろうかと思う。これ今聞いてもカッコイイわ。
でも、ある人には「これの繰り返し?」って言われる。え、まあ、それがグルーヴ・ミュージックですから。基本的な楽しみ方は反復するベースラインとドラムのビートリズムに乗りつつインプロヴィゼーションを追っていくと言う旧来のジャズと何ら変わりはなかった。
しかし今一度聴き出すと、これが頭から離れない。当然LPレコードなので、もう手元にはない。そこで試しに「Apple music」で聴こうとしたら無かった。無いことはないがライブ盤の短いやつでオリジナルではない。仕方なく、またツタヤでレンタルしょうかと検索したが在庫なし。こうなったらアマゾンにて現物購入を試みるも、納期が1週間~2週間と来た。仕方ないのでじっと待っていると「また納期が延びました」との連絡が。
これは嫌な予感。以前も伸びに伸びて、結局入手出来なかった物がある。こうなったら中古とでイイと思ったら既に売り切れ。他にも入手できるCDも存在するが「故人商法」なのか、やたら値が釣り上がっている。特別レア物でもないし、待てば普通の値段で安く買えるのだから、そこまでして欲しいとは思わなかった。
で、待つこと3週間。そろそろ諦めようかと思った所で、ようやく入手出来た。
長かったよ~!!
さて、聴こうか......あ、もう時間切れ。