2013年 07月 16日
A250S 1000km越え
500kmまでは、なかなか到達しなかったけれど、そこから先はあっという間。この調子で行くと今月中には慣らし運転終了かも。
で、1000km走ってみた感想を書いてみる。
最初の頃は、この車の素性が良く掴めなかった。走りは良いと思ったら、そうでもなく。乗り心地はガチガチかと思ったら、そうでもない。この2つの印象を交互に感じて、ある時は走らないわ乗り心地は悪いわ、と自分が想像していた車とは少し違うのではないかと心配し始めた。そしてA250Sに乗ることが苦痛に思った時期もあった。
特に、Pandaに試乗してからは、やはり背が高くて小さい車の方が扱いやすいし、何だか安心する。「自分には、こういう車の方が合っているのかも....」と思った。
いっそA250Sを売ってPandaに乗り換えようかとも考えたが、それでは勿体無いしタイミングが悪すぎる。せっかく気に入って買った車なんだから.....。
それが500kmを越えた辺りから、がらりと印象が変わってきた。何だか急にA250Sが小さく感じてきたのだ。
やっと車に乗らされている感覚から、車を操っている感覚となり、走る度に乗り心地が良くなっている気がしてきた。乗り心地は悪いというよりは、足腰がしっかりしている感じ。そして大きな段差を超える時も苦にならなくなったし、かえってA200Tよりもマイルドとも思えるようになった。
これは新車で下ろした車が、やっと馴染んで角が取れて来た感触なのか。いや人間の方が車に対して適応し始めたのか。どちらにしろ最初に乗った時の印象とはガラリと異なる。
走りに関しては、人間の方が走り方を学習して来た為なのか、自然と踏み込み量が増えた。その感覚でフィットHVに乗ったら、恐いのなんのって。これってA160とフィット(GD1)に乗っていた頃と同じだ。当初ブレーキの感覚が掴めず毎回カックンブレーキ気味だったが、それも慣れスーッと止まれるようになったし、エンジン停止時もPを押さなくてもRのまま、キーを抜けば良い事に気がついた。
こうやって気になっていた部分が一つ一つ解決されて行くと、まるでボディブローのように、この車の良さが見えて来た。ウルサイと思ったエンジン音も今では心地良いし、走る時の重厚感は、A200Tの時と比べるとガッシリしている。コーナーの切れは良く速度が乗る程レーシーな動きになり高速走行が気持ちいい。ダサいと言われているカーボンと赤いアクセントのインテリアも好きだ。もちろんPandaのようなユルくて楽しい車も理解しているが、こいう車の良さも段々と分かって来た。
それからというもの迷いは消え、走るのが楽しくなり意味もなく走り回る日々が続き、気がつけば1000kmを超えていたのだ。
職場でも、やっと車が変わった事に気がつき始めたが、車の印象としては何故かW168/9の時よりも受けは良くズバリ「新しい方がいい」という人もいる。中には「あの高い限定車でしょ?」とA45と勘違いしている人もいたが、世間一般にはAクラスは全部同じに見えても不思議ではない。やっぱり、こういう車の方が受けるのだなと思う反面、ちょっと複雑。
PS:今夜の午前1時から明日昼の12時まで、エキサイトのメンテナンスでアクセスできない予定です。復帰しても毎度の事、少々不安定かも。
A45もEdition1だけが限定車では?
うちのディーラーでは2台のうち未だ1台残っているらしいですが、お得意さんに見せると派手過ぎて売れないとボヤいてました。
試乗車に下ろしてくれれば良いのですが(笑
A180S乗りですが慣れていく感覚が同じだったので、思わずコメントさせていただきました。
今は、慣らしも終わり、パドルシフトとリニアなコーナリングを楽しむ毎日です。
慣らし終了後の250、楽しみですね!