2013年 03月 28日
DP2 merill B/W
なのに、ここ最近DP2mを積極的に使っていなかった。あれだけFoveon病に罹っていたのに、DP2からDP2mになった途端にあまり使わなくなったのだ。発売当初10万円近くしても買ったのに勿体無い話。
原因は色々ある。
たぶんNEXの使いやすさに屈してしまった事と、少々デカくなった事だ。なのでDP2mよりDP2を使う方が多かったりする。ならば、さっさと売ればよかったものの、既に半額状態では手放すのも惜しい。そんなタイミングでのファームアップは、ちょっと期待した。
今回の目玉は「顔優先AFモード」と「B/W(白黒)」モードの追加だろうか。
人物は、ほとんど撮らないので顔認識は、だふん使わないと思うが、B/Wモードはカラー画像を単にグレースケールに変換するだけでなくRAWデータから直接モノクロームの画像を生成できる専用の現像プロセスが使えるので、階調度やシャープ感が全然違うらしい。
あえてモノクロで撮ると写真が上手そうに見えるので、高感度でノイズ入りまくりとか、失敗写真には最適か? と思って使ってみた。
ファームアップ後はNEXと一緒に何時も持ち歩いて、積極的にB/Wモードのみで撮ってみたのたが.....。
....なんか難しい。
SPPも専用現像となったが、その現像もカラーより難しい。
被写体を選ぶのか、センスの悪さが露呈する有様で。
そもそも、B/Wにする意義さえ見失ってしまいそうだ。
何でだろう?
ただモノクロで撮っただけでは、ダメなんだ。
白黒と同時に撮ったカラーを見比べたら、カラーの方が分かりやすかったりする。あえてモノクロはグレースケール故に難しい事を痛感。豊かな階調って言われても、頭がカラーのまま撮るとこうなるのか。そもそも私的には、写真の為のカメラではなくて、記録の為の道具なんだからピントが合っていれば何でも良いのカモ。それでもDP2だけ使っていた頃は使い難くても、これ1台で良いと思っていたのに。
これではDP2mが益々勿体無いカメラになってしまいそうだ。でもFoveonにはFoveonにしか出せない絵があるので手放せない。しかもDP3mなか出てきたりして、何か良さそうだし、今なら3万円のキャッシュバックだし。いやいや、もうFoveonはDP2mで充分、これ以上誘惑しないで下さい。でも3万円か....。