2012年 10月 24日
2012年第2四半期 売れ筋輸入車ベスト20
そんな需要が何処にあるのか分からないが、ここに書いているのは決して「人気ランキングではなく、輸入車販売台数のベスト20」。だから人気はあっても数が出ていないフェラーリとかポルシェとかはランキングされていない。それに「人気=モテる車のランキング」でもないので、お間違えないように。
普段は半期か年間ランキングしか書かないが、せっかくなので今月発表になった「2012年第2四半期 売れ筋輸入車ベスト20」を調べてみた。
....が、毎度虫眼鏡を見ないと分からないぐらいな資料。
こんなのプレゼンに出したら「君、もっと分かりやすく、まとめ直してきなさい!」と一蹴されてしまいそうなので、何時ものフォーマットに直してみた(例によって転記ミスがあるかも知れません、と断っておく)。
ざっと見てみると前回の上半期から変わったような変わってないような。
1位は不動のゴルフ。末期になっても根強い人気だ。いや、価格もこなれて買い時といえば買い時なのか。5代目以降も沢山現役で走っているので、意外と古さは感じない。このまま7代目となっても売れ続けるんでしょうね。
2位はミニだが、こっちはカタチの違いが微妙に異なるり、気がつけばかなりのバリエーションが存在する。これだけ売れれば販売店が力を入れるのもよく分かる。小さい車好きなのに、旧ミニ同様に全く食指が動かないのは何故なんだろう。
ここで前回3位のポロが8位に後退。何時もミニと争っていた位置なのに、急に落ちてしまった。ゴルフのサイクルから考えると、こっちもそろそろ次なのか。ひょっとしたら、次の四半期には「UP!」が、この位置に居たりして。いや十分考えられるか。ちょっと古くなったポロより人気出そうだ。でも、バックオーダー抱えてどれだけ供給できるかにもよるけれど。
そして3位がタウンエース/ライトエースというのも昔からの疑問。同じ海外産ならば、マーチとかミラージュが入ってこないのも不思議。ランキングには何か基準があると思うけれど、何が違うのか。ただ、3位だからと言って「外車 人気 ランキング」とは、ちょっと違う事はお分かりかと。
A Story of A的に注目すべきは、前回上半期に14位(4月発売)だったBクラスが8位のベスト10入している事。これも予想できた事だが、旧Bクラス同様に予定通りの売れ筋となって行くのだろうか。それにしても、未だ路上を走っている新しいBクラスには遭遇した事がない。そろそろ国内販売が開始されそうな新しいAクラスも、来年のベスト20には入る事が出来るかな。
新しいAと言えば、2014年から「1.2L 4気筒ターボガソリンエンジン」も供給されるとか。益々ダウンサイジングが進み、何だかゴルフと同じ路線を行きそう。AMGまで揃うと多様なラインナップが存在しそうで、集まれば数は出そうか。
そして新しいビートルの為にジュリエッタがランク外へ。その他は、ほぼ変りないラインナップ。
四半期だから、一瞬でもオモシロイ車が下位にでもランクインするかと期待したが、それはなし。イヴォークなんて人気だが、やはり数は出ていないのか。同じ輸入車でもフランス勢が全く入っていないのも不思議だが、輸入車とて売れる車は趣味的要素よりも、価格に見合った実用性も重要なのかと思う。
ソースは日経新聞です。それを見てからCG TVみて
寺に見に行く気になったのでよく憶えています。
それはそうと、商用車のマーケットって統計に出てこないことが多いので無視しがちですが、意外に大きいものです。平日昼間に走ってるクルマを見るとよく判ります。
タウンエース/ライトエースの販売数が多いのは納得です。
プロボックス/サクシードも統計に出てこづらい車種といえます。
98年発表時の納期が1年で、そこから前倒しになったので、99年頃かな。