2012年 03月 13日
ステアリング回すと異音 ~ アッパーマウント交換 ~
さて、一仕事終えてディーラーへ。この日は近くまで来る用事があり、夕方には修理が終わると言う事で、せっかくなので帰り道に寄ってみた。駐車場へ入ると既に作業を終えたAが待っている。
とりあえず、2日間だけ乗った真っ赤はCクラスワゴンとは、これでお別れ。
少しホッとした(笑
ショールームへ入ると、珍しくAクラスが展示されている。
特別仕様車でも出たのかと思っていたら普通のA180だった。でも、近々Aの特別仕様車が出るらしい。W176(2013)が9月から生産に入るらしいので、恐らく、それが最後の車(W169 2012)ではないかと。
代車のカギを返して、コーヒーを飲みながら待っていると修理を終えたAが入り口までやって来た。
「一応、異音が無くなった事を確認してください~」との事で、駐車場内にてステアリングを一杯に回してみたが、音は出ず。但し、この日は気温が10度以上あったし、修理に出す朝も出なかったのだ。
あれだけギーギー鳴っていたのに、これでは確認しようもない。でも、寒かった今朝も異音は出なかったので、これで直ったのだと思う。
一端ショールームに戻って、説明を聞く。
交換したのは両側の「スプリング・ストラット用ヘッドベアリング」との事、これがいわゆる「アッパーマウント」と言う事か。部品番号は「W169 320 00 73/28 BEARING」で左右の型番違いはなかった。
どんな具合でした? と尋ねると、お見せしましょうかと言ってピットまで戻って持ってきた。
汚れてはいるが、このままの状態で回してみても音はしない。やはり加重の掛かった時で、しかも気温が低く乾燥している時が一番酷かった気がする。
これから暖かくなるにつれ音は出なくなると思うが、また冬が来たら同じ事だ。しかも来年の今頃は、次の車検時期でもあるので大きな出費は避けたいし、どーせ直すなら早いほうが良い。異音のする片側だけ修理する手もあるが、左右差はあるにせよ同じ状態になるのも時間の問題なので、同時にやるのが普通らしい。
ただ部品代は片側だけで「19,530円」と同クラスの他車と比べて、結構高い。それに工賃も片側だけで通常15k程度。これは先のショップで提示された額よりも少し安かった上に、両方同時にやったので、その分割安となった。当初は10万円コースか、もっと上を覚悟してたいので、思ったより安く済んだ気がしたが、予想外の出費に懐が痛いのには変わりなし。
今回はフロントヘビーなA200Tならでこその不具合かも知れないが、今後距離を重ねて行くと長期交換部品が劣化して来ても、おかしく無いのかも知れない。となると、また10万とか20万円とかの出費が続く。そんなタイミングで新車が出たりすると、何もかもが目新しい車に目が言ってしまうワケだ。
しかし、それを通り越して行かないと現役車として「愛車遍歴」に出られる車になれないのかも。やはり、それが愛車に対する気持ちをどれだけ持ち続けられるか、なんだろうな~
さて、これで完璧に戻ったと思うと、プラセボ効果なのかどうなのか、以前と比べてステアリングはスムーズで足回りが軽く乗り心地も良くなった気がする。恐らく代車のCワゴンと比べて軽くてスイスイ走る分、爽快に感じたのかも。
正直、ここの所不具合続きで、いっそ手放してしまおうかと他車を模索していたが、運転しながらの帰り道「この車ってイイよな〜」と改めて実感。スプリングソースブールとラメラールーフ欲しさに本国注文して買ったし、オーディオも入れ替えて自分流に拘ったのだから、このまま手放すには勿体ない。
ちゃんと修理すれば、スッキリと元に戻る所がメルセデスたる所。このまま10年10万キロ乗って表彰されちゃうか......!?