2011年 09月 05日
DP2に安いクローズアップレンズを付けてみるの巻
久々にGRD2を触るとサクサク動作して小気味良い。DP2が、いかにドジでのろまなカメラなのかを思い知る事になったが、とりわけGRD2は気楽に接写出来るのがいい。DP2での小物の物撮りには、寄れるだけ寄って後はトリミングで誤魔化していたが、DP2も「クローズ・アップレンズ」を着ければ接写も可能なハズ。
そう思い立ったら即行動。純正のクローズ・アップレンズには「AML-1」があるが、これを使用するには別売りの「フードアダプターHA-21」が必要となる。しかし純正物のAML-1は定価8500円(実勢小売価格は7000円弱)ぐらいする。
それに比べて「ケンコー・トキナーのMCクローズアップレンズ No3」だと定価2100円でアマゾンでは「1113円(送料込み)」で入手出来る。さて、どっちにしようか......で、迷わず安い方を注文。
価格差6〜7倍に負けた。しかし届いた箱が無駄にデカイw
ちょっとお試しで、やってみたかったので最初はこれで良いかと。
しかし安いには理由があって、これは単玉レンズ。ぶっちゃけ「立派な虫眼鏡」だ。それに比べて純正品は1群2枚の立派なレンズ(ケンコー・トキナーにもACクローズアップレンズあり)。周辺まで綺麗に解像するらしいが、まあそこまでなくてもいいかなと。
もう一つ必要な「フードアダプターHA-21」の方は、アマゾンで送料込みだと定価を越してしまうし納期が6~10日と長かったので近所のキタムラで...。
いや、ここも在庫はなかったのでお取り寄せとなったが、安かったし5日間ぐらいで届いた。
とりあえず付けてみる。レンズの大きさに問題なく、そのまま装着。
早速合体。
ちょっとデカイ。デジイチでもズームでもないのに、今時のコンデジにしてはデカ過ぎる。
とりあえず、受付にあった花なんぞを撮ってみた。
あ、え、う~ん。もう少し寄れるかと思ったが、No3だと案外寄れないもんだ。
いや、これだと通常の場合との違いが分からないか。
そこで分かりやすく、こんな構図で比較........まずは普通のレンズでの撮影。
次にクローズ・アップレンズのNo3使用で撮ったのがこれ(時間的には逆かw)。
どちらもこの辺りが限界だ。意外と寄れると思うが、気持ちはあと少しだ。
普通のマクロレンズぐらい寄れると期待していたのが間違えだったのカモ。確かにノーマルより寄れることは寄れるのだが、これはクローズアップレンズでありマクロレンズではない。
これなら「No10」ぐらいじゃいなと満足できないが、フードアダプターの径はφ46mmなので「ステップアップリング」が必要となる。さて、どうしょうか......。手軽に持ち運べるからコンデジであり、これに色々と付けると大きくなってしまう。実際フードアダプターの入ったケースも持ち歩くことになり、荷物が増えてしまった。
ならばGRDでも良い気がするが、やはりDP2の画質を一度でも知ってしまうと戻れない。
実はキタムラへ行った時にソニーのNEXを触ってみたら短いレンズならばDP2と、そう変わらない事に気がついた(でも不評のE16ですが)。本当はフルハイビジョンの動画が撮りたくて探していたのだが、これなら良いかも。
新しいのも出るし....なんて心が揺らいでいる今日この頃。