2010年 07月 05日
Pedal Far!
このジャージは「自転車で遠くへ行きたい」の著者である米津一成氏が管理するmixiのコミュニティから生まれたもの。いわゆる「コミュジャージ」である。
今回で6回目となったらしいく既に500枚くらい制作されているらしい。
自転車に乗り始めた頃は「あんな派手なジャージは嫌だ」とばかりに、安くてなるべく地味で目立たないスポーツジャージを着ていた。
それでも満足していたけれど、ここに来て自転車専用のジャージも欲しくなった。と言うのも専用ジャージは後ろのポケットとか、前傾姿勢でも背中が出ないように長めに作られているとか機能的に作られている。
だが、派手なサイクルジャージは、どこかレース指向であり、特に自転車屋主催のチームジャージだと疎外感が強く、外から見れば何か閉塞的な集団に見えてしまうのだ。これは自分の乗り方である、ゆっくりのんびり「自転車で遠くへ行きたい」主旨に反していると思っていた。逆に良くあるレプリカ物とかメーカー物だと、ちょっとチープで寂しい。
そんな頃、半袖ジャージの募集が出たのが今年の3月の事。
以前から気になっていたジャージだが改めてみると、そのデザインが良い。派手過ぎず地味すぎず。それでいて全国に散らばる「自転車で遠くへ行きたい」思考の人々と同じ物を着ているという「ゆるい連帯感」が良い。
色はブルーとグレーで、フルジップとハーフジップがある。制作はベルギーの「DECCA社」へ依頼。現地で仕上がりのチェックまですると言う拘り。それでいて1着が1万円を切る値段なので通常のDECCA製ジャージの2/3の値段だ。いや値段以上に、儲けなしでこの企画を続けておられる米津氏には感謝だ。
そうなると、これはもう買いでしょう。
って事で待つこと3ヶ月。やっと到着して裾に手を通して着てみた。サイズはLだ。外国製のジャージはワンサイズ小さいものが良いとされているが、自転車用のジャージは横幅がタイトで自分の体型には少し合い辛いかと思い、試しにLにしてみた。色はブルーにせず、あえてグレーを選んだ。
肩幅はぱっちり。
横もタイトにならず丁度良いが、前屈みになると、少しだぶつく。でも、これだとゆったり着られるのでロングツーリングには良いかも。
ちなみに赤い悪魔は、この悪魔おじさんをモチーフにしたらしい。
さて、これ着て今度は「ジャージデビュー」だ!